【猿期について】ポメラニアンと言うとフワフワの被毛に艶のある毛にまんまるの外見を思い浮かべると思います。
とても可愛いくフワフワの被毛は魅力的です。
子犬で家に来たばかりの頃はとても小さくその割には毛が多くころころしていて「これぞポメラニアン」
と思った方も多い事でしょう。しかし飼い始めて数か月経つと(生後半年~10か月程度)段々と毛が抜けて来る事があるのです。
実はこれ、ポメラニアンの特有の症状なのです。
これを【猿期】(サルキ)と呼ぶ事もあります。
犬を飼い始めたばかりの飼い主はこれを見て
栄養不足か何か病気なのではないかと方も多くいます。
ここで動物病院に相談しても良いのですが
毛が生えて来ないからと言って検査をすると動物病院によっては
血液検査やホルモン異常を調べる検査を進める所もあります。
知識が無いと、動物病院のカモにされる事があるので
注意して下さい。
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■ポメラニアンに毛が生えてこない理由はいくつかありますが
このサル期の大抵の理由は子犬から大人の毛に生え変わる現象です。
子犬の頃の毛が抜け始めて大人の毛になるまでに毛がスカスカになってしまうのです。
ポメラニアンの猿期はどの子にも現れる症状ではありません。
ポメラニアンを5代飼った事があるのですがこの猿期になった子は2匹だけです。
大人になるに連れて毛が生えて来なかったので動物病院で検査をした時は血液検査で2万5千円かかりました。
この猿期は夏場に起こる事が多い症状で生後半年頃から表れます。
様子を見て元気で食欲がある場合は放っておいて良いでしょう。
半年間ほど猿期は続きますがいずれとても立派な毛が生えてきます。
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ポメラニアンなのに毛が生えて来ない他の理由
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成犬になり毛が抜けて行く理由は他にもあります。
1つはストレスによる原因で毛が生えて来なくなる事があります。
犬には欲求がいくつかあります。例えば犬同士でコミュニケーションが取りたい、運動したい、などです。
この欲求が満たされないとストレスが原因で毛が抜けてしまう子もいるのです。
犬の欲求を理解して満たしてあげるのも飼い主の責任です。
ストレスを与えずのびのびと育ててあげましょう。
他の原因では病気が原因で毛が抜けてしまう事もあります。
例えば皮膚炎が原因で毛が抜けてしまう事もあります。これは薬で治療すれば治ります。
この場合は毛が円形に抜けて行ったり特有の症状があります。
その際は動物病院で治療してもらうと良いでしょう。
ポメラニアンはフワフワした毛がとても魅力の可愛い犬です。
毛が全然生えて来ないから焦る気持ちはわかるのですがまずは自分で調べてから行動する事をオススメします。
子犬期に毛が抜けてスカスカになり生えて来ない症状は(特に夏場にかけて)毛の生え変わりの可能性がほとんどなので気にしなくても大丈夫です。
病気による原因の場合は食欲不振や体重減少などがあるのでその際は病院に連れて行きましょう。