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自宅で簡単にできるポメラニアンの健康チェックをまとめています。顔の各部位(目、鼻、舌、歯茎、口、耳)と、身体の各部位(足の裏、皮膚、腹部、四肢)、その他(排泄、様子)の3つのカテゴリーに分けております。

愛犬がいつまでも健康でいられるかは、飼い主次第
愛犬がいつまでも健康でいられるかは、飼い主次第

ポメラニアンの健康バロメーターを紹介

愛犬とは常にスキンシップを取っておく事が大切です。

 

・「昼間ドッグランで遊びすぎてるから今はゆっくり寝ているんだな」

・「今日は暑いから日中はぐったりしてるのか」

 

など、日頃から愛犬の健康状態を知っていれば、ちょっとの変化は見抜く事が出来ます。

 

しかし、スキンシップ不足だと前述したような「ちょっとした変化なのか」、「病気による不調」なのか判断し兼ねる事があります。

 

 

病気の場合は早期発見が大切です。

 

そこでここではポメラニアンを例に、部位ごとの健康バロメーターを紹介して行こうと思います。

 

他の犬種を飼っている方でも共通する事項なので是非参考にして下さい。

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▼目

前脚でしきりに「目を掻く」のは痒い証拠です。

 

他には、「目ヤニが多い」「眼球が乾いている」「逆に涙が多い」、

 などの症状があれば病気を疑いましょう。

 

また、ポメラニアンの目は輝きがあるのが特徴です。

 

その「輝きが無くなっている」場合も病気の症状の1つです。

 



▼鼻

「乾燥している」「鼻水、鼻血が出ている」などの症状があれば病気を疑いましょう。

 

犬の鼻の乾燥については寝起きは特に気にしなくて大丈夫です。

 

犬の鼻は寝ている時には乾燥しています。

 

ポメラニアンの健康的な鼻はある程度湿っていて艶やかです。

 


▼舌(ベロ)

ポメラニアンの舌(ベロ)は個体差がありますが概ねピンク色です。

 

普段から愛犬の舌の色を確認しておくと良いでしょう。

 

舌が「紫色」「普段より青白い」などの症状が出たら早めに病院へ連れて行きましょう。

 

健康状態の不調を訴えています。

 


▼歯茎

歯茎の状態で心肺機能の状態が分かります。

 

ポメラニアンは心臓が弱い傾向にあります。

 

歯肉を指で押してみて色が白から元の色に戻る時間で心肺機能を計ります。

 

正常であれば1~2秒で元に戻ります。

 

定期的に確認してあげると良いでしょう。

 


▼口

ポメラニアンの口は小さく個体差があるものの成犬でも小さい歯のままの子がいます。

 

心配して柔らかい食べ物ばかり与えていると歯が育ちません。

 

「口臭がひどい」「歯石が多く付いている」「出血している」「固いドッグフードを食べない」、

などの症状が現れたら歯周病などの疑いがあります。

 

速やかに病院へ行きましょう。

 


▼耳

「痒がる」「赤みがある」「臭う」「分泌物が出る」「耳の後ろに毛玉が出来る」、

などの症状が出ていると病気の可能性があります。

 

ポメラニアンの健康的な耳は清潔で乾いています。

 

外耳炎に掛っている場合は「頭をしきりに振る」「後ろ足で耳を掻く」などの行動をとります。

 

身体

▼足の裏

足の裏の肉球(パッド)をペロペロと舐め続けるのは痒みがある証拠です。

 

アレルギー性から来るものなのか単に乾燥しているのか、

判断が難しいので獣医を頼ると良いでしょう。

 

他には肉球で体温を知る事ができます。

 

普段は比較的ひんやりしているので、を持っていたら病気を疑いましょう。

 

日頃から肉球が傷つかないように注意してあげるのも飼い主の責任です。

 


▼皮膚

皮膚をしきりに「舐める」「掻く」「噛む」などをする場合は病気かもしれません。

 

原因は様々で、アレルギー・カビ・寄生虫などによる事が多いです。

 

症状は湿疹・発疹・フケ・脱毛などが現れます。

 

ポメラニアンは毛が多いので普段から毛を掻き分け状態を確認してあげましょう。

 


▼腹部

ポメラニアンのお腹を横から見てみましょう。

 

腹部の膨らみを確認して下さい。

 

普段から見ておく事で肥満の判断が付きます。

 

また腹部を優しく触ってあげましょう。

 

嫌がったり触らせない場合は内臓に炎症や腫瘍などの深刻な問題を抱えている場合があります。

 

早めに動物病院へ連れて行き診察してもらいましょう。

 

▼四肢

健康的なポメラニアンはキビキビと軽やかに歩きます。

 

脚や腰に異常を抱えていると片足を庇ったり歩くのを嫌がります。

 

もし原因となる傷が見られない場合は、骨折や関節異常、脊髄の病気の疑いがあります。

 

その他

▼排泄

一番怖いのは尿が1日に1度も出ない事です

 

早急に動物病院へ連れていきましょう。

 

尿の後に分泌物が無いかも確認をしましょう。

 

尿や便は全身の健康状態を現すバロメーターになるので、日頃から確認をしておくとよいでしょう。

 

「血便・血尿」「尿の回数が多い」「下痢・軟便が続く」などの症状が現れたら、

確実に動物病院へ行って診察してもらって下さい。

 

他には、便の中に人が食べているモノが混じってないか(消化不良)も注意してみると良いでしょう。

 


▼様子

何らかの発作、例えば「突然泡を吹く」「痙攣する」「咳が続く」などの症状が出ていて、

時間が経つとケロッとしていてもそのままにはしておかないようにしましょう。

 

脳や神経の病気低血糖症や尿毒症中毒などが疑われます

 

脳や神経系のトラブルは深刻なケースが多々あるので早急に病院へ行く事をお薦めします。

 

まとめ

 

ポメラニアンの様子を常に把握しておく事が病気への早期発見に繋がります。


毎日何らかのスキンシップを取って身体を確認してあげましょう。


少しでも「変だな」と感じたら早めに動物病院へ行きましょう。

 


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