犬と暮らす上で大切な事は信頼関係をしっかり築く事です。
犬を力ずくで支配しているような関係ではいけません。
特に小さい犬は、大声を出したり脅せば言う事を聞くようになりますが
それは恐怖で支配している事になります。
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犬にたっぷりと愛情を注ぎ、可愛がり、散歩に連れて行き、ご飯をあげ、遊んであげる。
この当たり前の事を行うだけで犬は飼い主を信頼してくれるようになります。
すると
「この人と一緒にいると楽しいし、遊んでくれる、安心できる」と思ってくれます。
このような事は日々の細かい体験から学習して行きます。
犬は一度体験した事、感じ取った事は忘れません。
犬に恐怖心でしつけたり力関係で支配しないようにしましょう。
犬は家族に順位付けをすると良く聞きます。
しかし、これは全くのウソである事が最近になり分かりました。
犬は元々狼から進化した動物です。
狼が群れに上下関係を作る事から犬もグループで上下関係を作ると言われてきましたが、
実は犬が上下関係を作る事はないのです。
ただし、犬は人間に役割を付けます。
・「この人は遊んでくれる人」
・「この人はご飯をくれる人」などです。
犬に良い事をしてくれる人の言う事は良く聞きますし、
犬に何もしてくれない人の言う事は聞いてくれません。
犬と暮らす上で自分の役割を犬に教える事が大切です。
※犬同士の中での順位付けはあります。
人間社会の中で、自分より上か下かと見る事はありません。
では犬とどの様に良い関係を作れば良いのでしょうか。
犬に楽しい事をしてあげつつ、主導権は飼い主が握る事が大切です。
例えば、
・ご飯をあげる(嬉しい事をしてあげる)その際、お手をさせる(決定権を握る)それが出来たら食べさせてあげる。
または、
・お散歩に連れて行く(楽しい事をしてあげる)その際、お座りをさせて待たせる(主導権を握る)
などのように犬に何かを与える際に、「決定権と主導権を握る事」が大切なのです。
このようにしつけていると犬は「何をすれば良い事をしてくれるのだろう」と考えるようになります。
すると益々頭の良い犬に成長して行きます。
犬との関係は力で支配するのではなく頭を使って関係を築くことが鍵となります。
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では実際に犬の気持ちを見てみましょう。
【1】、
× リードを飼い主に持って行ったら散歩に連れて行ってくれた。
これでは犬に主導権を握られています。
【2】、
× サークルから出たくてワンワン吠えていたら外に出してくれた
これも犬に主導権を握られています。
【3】、
×いつもの散歩コースと逆に行ったら飼い主も付いてきた。
これでは決定権を握られています。
この様に犬に考え方を変えさせて行く事が主導権、決定権を握れるかが鍵となります。
犬に散歩の方向1つにしても、主導権を握らせないようにしましょう。
まとめ
・犬は人間に順位付けをするのではなく、役割を付けている
・順位を重んじるより主導権を人が握る事が大切。 飼い主が主導権を握る様にしつけて行こう
・犬が良い事が出来たら主張(ご褒美など)を聞いてあげるようにしよう
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