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ダックスフンドは、もともと地中の中を掘って狩りをする為に生まれた犬種なの、で穴の中に入りやすくするために胴体が長くなったと言われています。
その他、獲物を仕留める為に顎は強化され、
獲物を追い詰める体力が備わっており、俊敏な動きや機敏な足取りは獲物を逃がしません。
吠える力も強く、地中のハンティングに役立ちました。
ダックスフンドはエネルギー溢れる犬種で、
嬉しい事があると喜びを身体全体で表現します。
悲しい事があると表情に表れるので汲み取りやすい性格であると言えます。
タイプは3種類に分かれます。
・スムースタイプ
・ロングタイプ
・ワイヤータイプ
スムースタイプの特徴は短く艶のある毛です。
この被毛は水に強いため、雨や土埃、風を守るのに役立ちます。
ロングタイプはウェーブが掛った長い毛が特徴で、
毛触りは滑らかで触り心地の良い物になっています。
ワイヤータイプは細かい下毛が密集しており、
固く太い張った毛が身体を保護しています。
アナグマなどの狩りの為に生み出されたダックスフンドを改良させ、小さくしたのがミニチュア・ダックスフンドで、毛並が異なる3種類が存在し、毛色も多く手触りが柔らかい犬種です。
ミニチュアダックスフンドは知的で明るい性格に、人懐こいのが特徴です。
日本では常にトップの人気を誇っており、
よちよち歩く後ろ姿が大変愛嬌があります。
好奇心旺盛で恐い者知らずで、ハンティング犬なので臭いを嗅いだり、追いかけたり、穴を掘る習性があります。
もともと猟犬の為、非常に活発です。
自己判断で狩りをしていた犬種なので、
自立心も強く自分の意志で行動したがる傾向にあります。
見た目と違い、大きな声で吠えやすいので子犬の頃からきっちりしつけが必要です。
しつけは根気がいて時間がかかります。
一度しつければ飼い主に従順で甘えたがりの性格が多いです。
生涯の良いパートナーになれる犬です。
中には見知らぬ人、犬には神経質になり吠える子もいます。
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原産国:ドイツ
体重:4~5キロ
体高:12~25センチ
毛色:ブラック&タン、チョコレート&タン、レッド、クリーム、シルバーダップル等
運動量の多さ:3
抜け毛:3
吠えやすさ:4
しつけの難しさ:3
人気:5
価格:3
散歩時間:15~20分
寿命:12歳~14歳
椎間板ヘルニアになりやすい犬種です。
その為、肥満には充分気を付けなければいけません。
どうしても体型的に腰を痛めやすくなります。
高い所からジャンプさせたり、急な段差の上り下り、階段は気を付けて下さい。
毛並を整える為にトリミングも定期的に行く事をおすすめします。
・椎間板ヘルニア
・脈絡膜形成不全
・糖尿病
・聴覚障害
・網膜形成不全
・乾性角結膜炎股
・てんかん
・膝蓋骨脱臼
・胃捻転
胴体が長い為、腰と股関節へ負担が掛りやすいので、ヘルニアには注意が必要です。
ヘルニア防止として高い所から飛び降りる、ジャンプさせる、階段の昇降、滑りやすい場所を歩かせない、肥満、抱え方には注意しましょう。
脚が短い為に腹部を摩って傷つける事もあります。
お腹が地面につきやすいので、
夏場のアスファルトは火傷と熱中症に注意しましょう。
耳が垂れているので、ダニや寄生虫が繁殖しやすく外耳炎になる事が多々あります。
手入れはこまめに行いましょう。
ヘルニアを防止する為、体重を軽くしようとして餌を少なくしてしまい栄養失調になる事もあるので気を付けて下さい。
ドイツが原産の犬で、呼び方はダックス「フンド」と濁点が付くが、書かれる時はダックス「フント」とされる事があります。
フンドかフントかははっきりしておらず、
ドイツ語ではDachshundと書き、文節末尾の d は濁って発音しない為、「フント」となります。
この為、日本でもダックスフントと書かれる事があるのです。
日本での人気では2007年までは常にトップを走り続けていましたが、
チワワなどの小型犬に火がついてからは3位に落ちたりと上下を繰り返しています。
ダックスフンドの歴史はとても古く、古代エジプトの壁画でもダックスフンドによく似た犬が描かれているのでこの頃が起源とされています。
古代エジプトとは、紀元前3000年頃の第1王朝~紀元前332年にアレクサンドロス大王によって滅ぼされるまでの時代を指します。
現代のダックスフンドの起源はスイス地方だとの説があり、
体の大きさは現在よりも大きく体重は10~20キロとされていました。
スイスのジュラ山岳地方にいたジュラ・ハウンドが祖先とされており、
スムーズヘアードは12世紀頃、オーストリアやドイツの山岳地帯にいた中型犬のピンシェルとの交配によって基礎が作られたとされる説があります。
これにシュナウザーと他のテリア犬を配してワイヤーヘアード種が出来たのです。
ロングヘアードは15世紀にスパニエルと交配されて誕生しました。
現在のミニチュア型は当時の大きさでは、ネズミやアナウサギ、テンを土の中に狩りに行けない事もあり改良され小さくなりました。
地中専門の狩猟犬なのです。
当時のドイツ国ないでの呼び名は、テッケルやテカル、ダッケル。
改良されて行く内に、小型と言う意味や、ウサギと言う意味の「ミニチュア」「カニンヘン」と言う呼称が頭につくようになりました。
ここからアメリカやその他の国へも多く輸出されるようになりました。
ダックスフンドを最も繁殖させ広めた立役者はドイツのドイツテッケルクラブです。
ダックスは3種類に分かれており、初期は「スムースタイプ」でした。
これにスパニエルとジャーマン・ストベルフンドを交配させて「ロングヘアード」が誕生しました。
「ワイヤーヘアード」は1980年にはすでに基礎の種は出来ていましたが、
スムースのダックスフンドにジャーマン・ワイヤード・ピンシャーとダンディー・ディンモント・テリアを掛け合わせて誕生したとされています。
1900年頃に穴ウサギなどをしとめる為に、小さなミニチュアダックスフンドが誕生しました。
この小さく改良された姿は、まだ現代の姿とは離れており、
1910年に現代の3種類のミニチュアダックスフンドの姿になるよう交配の厳しい基準が設けられ交配が重ねられました。
スムースはミニチュアピンシャーと交配。
ロングはパピヨンと交配。
ワイヤーはミニチュアシュナイザーと交配。
この様に3種類のタイプの基準を守る為に交配する犬種を決めたのです。
このようにして現代では、ミニチュアダックスフンドが広まり可愛がられているのです。
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