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・犬はドッグフードだけで栄養が足りるのでしょうか。
・もし出来ないのであれば他に何を食べさせればよいのか。
・ドッグフードは種類が沢山あるけれどどれが1番良いのか。
このような疑問は、犬を飼っている方は1度は思うはずです。
このページではそれらを踏まえて解説して行きます。
まず、知識の前提として成犬に必要な栄養を見てみましょう。
タンパク質 4倍 カルシウム 24倍 リン 20倍 鉄 9倍 亜鉛5 倍 ビタミンA 3倍 ビタミンD 4倍 ビタミンB1 1.3倍 ビタミンB2 2.3倍 ナイアシン 1倍 塩分 0.5倍
※成犬は特に、カルシウムとリンが人間より多く必要です。 塩分は少なくしないといけません。
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上記のようにみてみると、
犬は、カルシウムとリンは、かなり多めに摂取する必要があります。
次いで鉄分とタンパク質です。
ドッグフード選びは、カルシウム、リン、鉄分、たんぱく質の成分が多く含まれている物を選ばなければなりません。
しかし、
スーパーや大型ペットショップなど市販されている多くのドッグフードには、成犬に必要な栄養素がしっかり含まれているか分かりません。
ドッグフードには原材料や使用している肉を明記する必要はないのです。
その為、あまりにも安いフードなどは選ばない事をオススメします。
与えるドッグフードにより、その犬の健康や、毛の色・ツヤ、歯の状態などが決まるのです。
出来る限り良いフードを与え続けましょう。
ドッグフードは大まかに以下の3種類に分ける事ができます。
それぞれの特徴を理解しておきましょう。
水分保有率10%以下の物をドライフードと言います。
多くの家庭がこのドライフードを選んでいます。
このドッグフードは保存性が高いのが特徴で歯ごたえもよく、顎も鍛えられます。
ドッグフードの中では一番日持ちし、値段も安くなっています。
小袋に分かれている事が多く、一袋ずつ小分けに与えられるようになっています。
開封後は酸化が始まるので早めに使いきりましょう。
直射日光が当たらない所に保存して下さい。
味は決して美味しいと言えませんが、犬は満足して食べます。
もし、人が食べるものを与えてしまうと
ドッグフードの味では満足できなくなり食べなくなる事もあるのでドッグフードだけで生活させて行く場合は、人の食べているパンやお菓子など味のついた物等は与えないようにしましょう。
犬は1度味わった美味しい人間の食べ物の味は忘れません。
水分保有率75%以上の物を言います。
肉の匂いが強く残っているので犬を満足させるドッグフードになっています。
値段はドライフードより若干高めです。
ウェットフードは食べかすが歯に残る事が多いので虫歯や、歯周病、口臭の原因になりやすいので食べさせるときは歯磨きをする習慣をつけましょう。
消費期限が早いので1度で使い切るのが基本です。
半生タイプも存在しています。
ウェットフードは嗜好品で、味に優れています。
犬を味覚で満足させる為に作られているので、ウェットタイプばかり与えているとドライフードを食べなくなる事があります。
オススメの与え方はドライフードとウェットタイプを混ぜて与えてやる事です。
カロリーも高いので与え過ぎには注意してください。
手作りで犬の餌をつくる場合は常に新鮮な物でつくりましょう。
何を使用しているか飼い主が把握できるので安心して愛犬に与えられるのが特徴です。
毎日作るのは大変なのでドライフードやウェットフードと交互に与えるのが良いでしょう。
注意点は、塩分や糖分、刺激物を与えない事です。
下記にも書いておりますが、犬に与えてはいけない食材もあるので注意して下さい。
ドッグフードを選ぶ際には
以下の項目に沿った物を選ぶようにしましょう。
ドッグフードは、使用している「肉類」は、何の肉を使っているか記述する必要はありません。
信頼できるメーカーで飼わないと病気で亡くなった動物の肉などを使用している事があるので注意しましょう。
総合栄養食と書かれているものは各メーカーが犬に必要な栄養を考慮したドッグフードになっています。
パッケージの裏側に体重別で1日に与える目安書かれているので参考にして与えましょう。
上記の機関の検査を通してある物は安全性が高いです。
これらのフードを与えましょう。
値段もその分高くはなりますが、犬の健康を考えたら安いコストで済むと思います。
合成保存剤や合成着色料を摂りすぎると様々な病気の原因になります。
合成保存剤一切不要と書かれてある物を選びましょう。
賞味期限切れは、お腹を下す原因にもなります。
できるだけ新鮮な物を与えましょう。
極端に安い特価商品は仕入れも安いのでそれなりに理由がある事が多いのです。
値段は通常の物を選ぶ物が良いでしょう。スーパーの日替わりチラシで安くなっている物は別と考えても大丈夫です。
出来れば国産のメーカーで「ペットフード公正取引協議会」を通しているものが望ましいです。
様々な食材で問題視されている中国産などで生産されたものは今後も問題になる可能性があります。
上記の6項目を参考にして選ぶ基準にして下さい。
次いで、犬に食べさせてはいけない食べ物を解説します。
中には食材が原因で命に関わる事もあるのでしっかりと理解して頂きたい内容です。
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チョコレートに含まれるテオブロミンは犬にとっては毒です。
食べると、嘔吐、下痢や食中毒を引き起こします。
ネギ類を犬が食べると貧血や血便をします。
理由はネギ類には犬に対して溶血作用があるからです。
その為、命を落とす可能性があります。
ネギのエキスが入ったスープなどにも注意してください。
キシリトールは多くの食べ物に使用されています。
ガムで有名ですが、いちごやりんごにも微量に含まれていますので与え過ぎに注意しましょう。
キシリトールは犬の低血糖・発作・肝不全を招き最悪命にかかわる問題となります。
人が飲む牛乳を犬に与えると、乳糖過敏で下痢を起こします。
与えるのなら犬専用ミルクを与えましょう。
まとめ
・1日に必要なカロリーは犬の大きさに関係する 必要なカロリーを補えるドッグフードを与えよう
・「総合栄養食」とパッケージに記載がある物を与えておけば「基本的」には栄養が補える
・犬に絶対に与えてはいけない食べ物がある事を理解しておこう
・人間が食べている物は犬に与えないようにしよう
・犬が食べるものを手作りする場合は塩分なども考慮しないといけない
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