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(トイプードルのカットスタイルを知ろう)
(トイプードルのカットスタイルを知ろう)

トイプードルのカットは主に2種類

トイプードルには、

主に2種類のカットスタイルがあります。

 

ひとつは、ドッグショーに参加出来るようなカットスタイルである、「ショークリップ」

 

そして一般的で昔から人気のある、「ペットカット」

 

丸くてモコモコのシルエットで仕上げる、テディベアカットが主流です。

 

この2つのカットスタイルの歴史やカットの特徴を詳しく見て行きましょう。

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「ショークリップ」には、3種類のカットがあります。

(プードルの正統化カットについて)
(プードルの正統化カットについて)

本来プードルの正統派カットは、

バリカンで刈り込みを入れた独特なものです。

 

昔、プードルは、撃ち落とした水鳥の運搬犬として活躍していました。

 

この為、水中でも動きやすいようにと被毛をカット。

 

水温から守る為に、関節と心臓周りは毛を残したのが始まりです。

 

やがてフランスで、貴婦人たちのアイドルとして人気が高まった事で、大勢の犬の美容師が誕生しました。

 

トリマーという職業は、

プードルが発祥という事になります。

 

「ショークリップ」は、

ドッグショーに参加できるカットの事を言います。

 

JKC(ジャパンケネルクラブ)が定めるプードルのショークリップは、

 

コンチネンタル・クリップ

イングリッシュ・サドル・クリップ

パピー・クリップ(生後12ヶ月以下)

 

の3種類があります。

 

▼それぞれのカットの特徴


プードルでは、

クリップを施した状態が、犬種のスタンダードと言われています。

 

ショークリップを施す事で、高貴さが際立つのです。

 

それぞれの特徴は、

 

・コンチネンタル・クリップ・・・足先を刈り、腕輪の毛(ブレスレット)を残した仕様。

 

・イングリッシュ・サドル・クリップ・・・後ろ足に2本の刈り込み部(バンド)を入れる仕様。

 

・パピー・クリップ・・・顔、足、尾の基部を刈り込む仕様。

 

となっています。

 

人気絶大のテディベアカット

(ぬいぐるみのような愛らしいテディベアカット)
(ぬいぐるみのような愛らしいテディベアカット)

全体の毛を残し、丸くもこもこのシルエットに仕上げる「テディベアカット」。

 

昔からプードルのカットは人気がありましたが、

 

このテディベアカットは、

 

その名の通りぬいぐるみのくまのような愛らしさを演出でき、一般の飼い主の間でとてもポピュラーなカットです。

 

毛の一部を残したり、

毛の厚みを部分的に変える事で無限のバリエーションを楽しむ事が出来ます。

 

足先や顔の毛をバリカンで剃り、

ショーカットのようなクラシカルな雰囲気を取り入れたものも見られます。

 

トイプードルほど、「どんなカットでもOK」な犬はいません。

 

トリミングサロンでは、「腕の見せどころ」と言わんばかりに、遊び心溢れるカットを沢山提案しています。

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トイプードルのカット全種類


(トイプードルのカット方法全種類を紹介)
(トイプードルのカット方法全種類を紹介)

トイプードルのカット方法は全部で10通り程あります。

 

それぞれのスタイルと特徴をみてみましょう。

コンチネンタルクリップ

・テディベアカット

・ラムクリップ

・ピーナッツカット

・アフロカット

・ビションカット

・サマーカット

・ブーツカット

・モヒカンカット

・リーゼントカット

1、コンチネンタルクリップ

(トイプードルのショースタイル)
(トイプードルのショースタイル)

ショーで正式に認められている定番のカットです。

 

プードルの王道スタイルですが、最近ではあまり見かけません。

 

足はソックスを履いているように下の部分だけ残してあとは刈り上げます。

2、テディベアカット

(プードルのテディベアカット)
(プードルのテディベアカット)

先程も紹介した通り、プードルの中で最も人気のあるスタイルです。

 

かの有名なテディベアから来ています。

 

プードルを一番可愛く魅せるカット方法です。

 

毛が短くなるのでスッキリした印象です。

3、ラムクリップ

(ラムクリップの画像)
(ラムクリップの画像)

ラムは羊を意味します。

 

ラムクリップとはもこもこした毛を程よく残し全体的に整えて行きます。

 

耳が大きく垂れ下がるようにカットするのが基本です。

 

白いプードルがよく似合うとされているので白プードルを飼われている方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

4、ピーナッツカット

(プードルのピーナッツカットの画像)
(プードルのピーナッツカットの画像)

口周りにボリュームを残してカットする方法です。

 

頭から口にかけて8の字のようなシルエットにします。

 

これがピーナッツのような形に見えることからピーナッツカットと呼ばれます。

 

耳の毛を残したり、短くするだけでも雰囲気が違って見えます。

5、アフロカット

(子犬なのでもう少しボリュームが欲しい)
(子犬なのでもう少しボリュームが欲しい)

頭だけボリュームが出るように大きくカットします。

 

トイプードルは体が華奢なので、頭だけ大きいとそのギャップがお洒落で可愛いのです。

 

プードルを飼うなら絶対にアフロカットが1番だと推している固定ファンがいます。

6、ビションカット

(こけしのように頭を大きめにカットするのがコツ)
(こけしのように頭を大きめにカットするのがコツ)

プードルをビションフリーゼのようなスタイルにしてしまうカットです。

 

プードルをビションフリーゼカットにするとぬいぐるみのようなふわふわしたスタイルになります。

 

抱き心地もよく、丸っこく可愛らしくなります。

 

素人には難しいのでトリマーさんにお願いしましょう。

7、サマーカット

(サマーカットは全体を短くするスタイル)
(サマーカットは全体を短くするスタイル)

サマーカットと言えば、犬の毛を全体的に短く刈り、

 

柴犬のようなスタイルにする事を言います。

 

トイプードルの場合は、垂れ下がった耳を演出する為、耳辺りの毛だけを残す場合もあります。

 

見た目も涼しそうで、夏には特にオススメです。

8、ブーツカット

(足元にブーツを履いているようなスタイル)
(足元にブーツを履いているようなスタイル)

足元にブーツを履いているようなスタイルに、

 

毛をカットしていきます。

 

ブーツカットにしていると、汚れが足回りにつきやすくなるので注意が必要です。

9、モヒカンカット

人間で言うモヒカンをトイプードルにつくるカット方法です。

 

頭のてっぺんに山を作ります。

 

個性的なカット方法で珍しいカットの部類に入ります。

10、リーゼントカット

トイプードルにはモヒカンカットがあるので、

 

リーゼントカットもあります。

 

頭の上の毛だけを残し前になびかせます。

 

日本の昔の不良のようなスタイルで一昔前に流行りました。

 

最近では少なくなりましたが、個性を出したい方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

可愛い顔とは合わない、チョイ悪い雰囲気が出るのでそのギャップがまたたまらなく可愛いです。

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