ホーム > ポメラニアンについて > ポメラニアンの手入れ方法 > 正しい手入れで美しい被毛を保つ
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本番は成犬になってからです。
手入れは身体を触る事を必要とします。
犬になってから身体を触らせる事を嫌がっているようでは後々手入れに支障をきたすので、
子犬の頃から身体を触られても嫌がらないようにしておく必要があります。
ではどのようにすれば良いのか。
その方法を解説して行きます。
ポメラニアンは神経質な犬ですが、
子犬の頃から身体を触られる事に慣れてしまうとその後の手入れに影響はなくなります。
ですから子犬期の頃から触られる事に慣れさせておく必要があるのです。
普段の遊びの中で身体を触り嫌がらない子に育てれば自然と慣れて行きます。
例えば、「引っ張り合いごっこ」や「ボール投げ」などの遊びで上手く出来た場合に、
うんと褒めて自然に抱っこをしてあげましょう。
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<ボール投げのおもちゃ>
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抱っこは身体を触る動作を要すのですが、抱っこを好きな犬は多いです。
暫く抱いて楽しい雰囲気を作り自然と脚や手を触ってみましょう。
慣れてきたら次は子犬のお腹を仰向けにしてお腹を撫でてみましょう。
お腹を撫でられる事を嫌がらなかったら、もうほとんど身体を触っても大丈夫です。
仰向けになると言う動作は、犬の中では「服従」を意味していると同時に「この人なら安心できる」と言う絶対的な信頼をしている証拠です。
この姿勢に慣れてきたら、
この時、嫌がるまで行ってはいけません。
出来れば、顔から離れた所から行ってください。
お尻から行う事がオススメです。
嫌がるまで行わず、徐々に徐々に慣らせて行けばすんなりブラッシングをさせる子に成長して行きます。
その理由は、ポメラニアンの子犬期は毛玉が出来る程立派なコートがないからです。
しかしブラッシングを行うには理由があります。
それは、ブラシやコームなどの道具に子犬の頃から慣れさせる必要があるからです。
初めて見るブラシやコームは子犬にとっては得体のしれない物であり、恐怖を与えてはいけません。
無理に手入れを行わないようにしましょう。
恐い思いをすると、ブラシやコームを見ただけで怯えたり、逃げ回る犬になってしまいます。
気持ち良いと手をぺろぺろ舐めてくれますし、痛いと唸るでしょう。
痛いところを丁寧にさすってあげると犬も返しに手を丁寧に舐めてくれます。
手入れをする事は被毛を美しく保つだけではなく、
大切なコミュニケーションを取る機会である事も忘れないでください。
ポメラ二アンは毛が多い犬種です。
個体によっては地面に毛がついてしまう事もあります。
外で運動をすると知らず知らず汚れてしまいます。
ドッグランなどで遊び、極端に汚れが目立つ場合は早めにシャンプーをした方が良いですが、
普段の散歩でも帰って来たら汚れを落とす習慣を付けておきましょう。
この時にブラッシングだけでなく足の裏にごみや小石が付いていないかも確認するようにして下さい。
よく小石が足の裏に挟まっている事もあります。
足先が汚れている場合はよく洗って乾かしましょう。
オス犬は内またに尿が付着して不潔になりがちです。拭いた後に念入りにブラッシングをしてあげると良いでしょう。
もし、足裏を覗いてみてパッドから毛がはみ出ていたらカットしてあげましょう。
散歩の途中に雨が降って来てしまったら、タオルで良く乾かしてからドライヤーで乾かしてください。
ポメラニアンを毛が濡れたままにしておいたりすると被毛がダメになるだけでなく、
体調を崩す原因となります。
ポイントですが、シャンプーをする前には、ダメになった毛を取り除かなくてはなりません。
放置し、そのままシャンプーすると毛玉になってしまいます。
シャンプーの前に肛門絞りも出来たら行ってください。
肛門絞りとは、肛門腺から分泌物を出してあげる作業です。
しっぽを片方の手で持ち上げ、もう片方の手で肛門をつきあげるようにして肛門腺を絞り出します。
臭いドロドロした分泌液が出ますのですぐに洗い流しましょう。
次いでシャンプーにうつります。
まずお湯で身体全体を濡らし次いでシャンプーをします。
顔から遠い部位から洗って行く事がポイントです。
ゴシゴシ洗うと被毛を傷める原因になるので、優しく丁寧に洗ってあげる事がコツになります。
洗い終わったら綺麗に洗い流します。
石鹸分が残っていないようにしましょう。
次いで、リンスです。
リンスは静電気防止にもなりますし、被毛に艶を出し、滑らかにするので行いましょう。
リンスまで終わったら十分に洗い流してタオルで丁寧にふき取り、ドライヤーで乾かします。
シャンプーは体力を使うので特に老犬にはドライシャンプーも有効です。
ドライシャンプーとは、水やお湯を一切使わないで良いシャンプーです。
ジェルタイプや粉末タイプ、スプレイタイプなどが売っています。
このドライシャンプーは成犬にも勿論有効です。
これを「猿期(サルキ)」や「パピーコート」と呼びます。
まるで皮膚病にでもなってしまったのではないかと驚く方も多くいます。
でもこれは、病気でも何でもないのです。
子犬期から成犬期にかけて、いよいよこれから立派なポメラニアンになると飼い主さんはワクワクする事でしょう。
手入れを本格的にはじめようと意気込んでる時期での出来事ですので、
毛が全くなくなったポメラニアンを見て驚く方も多くいると思います。
抜けた毛の後は立派な毛がしっかり生えて来るのでご安心ください。
立派な毛が生えてきたポメラニアンには、他の犬種にはない独特の手入れ方法があります。
ポメラニアンは身体が丸く見えるよう毛を梳いて行く必要があります。
まるまるころころしているのがポメラニアンの魅力です。
毛の梳き方は丸さを演出するために、ただ毛並にそって梳いて行ってはいけません。
全て、鼻先に向かうように梳いて行くのです。
毛のカットなどを自分で行う場合は下記のようなDVDを参考にするのも1つの手です。
「ハッピートリマー」セミナーシリーズペット・カットにおけるカット・バリエーション『DVD』 |
ピンやブラシ、クシを使うにしてもただ梳くだけではいけません。
軽く叩くようにして梳いて行くのです。
技術が必要になるので、トリマーやブリーダーに教わるのも手です。
このようにして行くとアンダーコートが寝てしまう事がなくなるので、ふわふわ丸まった毛に整って行くのです。
体全体を丸く見せるにはアンダーコートを残す必要があります。
このアンダーコートを残しておかないと、いくら毛を立たせようとしても無理があるのです。
ポメラニアン以外の他の犬種の場合だと、
ダメになってしまったアンダーコートを抜く事で新陳代謝を向上させる場合もありますが、
ポメラニアンの場合はアンダーコートを抜きすぎると、毛が全く立たなくなってしまい、
身体が丸く見えなくなってしまうので注意が必要です。
ポメラニアンの耳は立っているので、耳が垂れている犬よりは耳の掃除が楽に出来ます。
耳の中を綿棒などで掃除します。
、
乾いた紙や乾いた物で耳を擦ると耳を傷つけてしまうので、
濡らした脱脂綿などで優しくふき取ってあげましょう。
耳の掃除のポイントは耳周りに汚れやノミが付いていないか確認する事です。
もし、首を頻繁に振ったり、耳を掻く動作を続けていたらその胸を獣医に伝えましょう。
早めに動物病院に連れて行く事をオススメします。
犬の爪の手入れは、現代では必須になってきています。
出来れば家庭で出来るようにしておきましょう。
運動の多い外でよく走り回る犬、庭が広くよく庭で遊ぶ犬は爪が自然と摩擦で消耗しますが、
ポメラニアンのように室内で飼っていて、体重が軽い犬は爪が自然に摩擦で削れて行くと言う事がありません。
爪を切る際は、躊躇せず一気に切る事が理想です。
皮膚を切ってしまうのではないかと懸念してゆっくり切っていると、
犬も恐怖を感じて暴れたりする事があります。
爪を切る際は念の為、瞬間止血の薬を用意しておきましょう。
爪の切り方ですが、親指と人差し指で爪を切る足をしっかり抑え、他の指は添えているだけにし、
一気に切って行きます。
犬の指先は急所でもあるので触らせる事を嫌がる子もいるので、
子犬の頃から慣れさせて行く必要があります。
では、爪はどこまでが爪なのでしょうか。
これは経験が必要です。
よく爪を見てみると、色が変わっている事がわかります。
色の変わり目が皮膚なので、そこを切らないように注意して行いましょう。
自信がない場合は、トリマーやブリーダーに相談して実際に切っている所を見てみましょう。
犬は歯石がこびりついて歯が悪くなってしまうのは、5歳~6歳の頃が多いと言われています。
そのまま放っておくと虫歯になったり、ますます歯垢がこびりついて、
歯茎が赤黒くなったり歯が黄ばんできます。
これは虫歯、歯肉炎、歯槽膿漏を引き起こします。
こうならない内にも、子犬の頃から歯の手入れに慣れさせ、
しっかりとデンタルケアをして行く事が必要になります。
子犬の頃から歯磨きをしていると、老犬になっても歯石が付きにくい丈夫な歯に育ちます。
歯が丈夫だと、ドッグフードも成犬の頃とあまりかわらないペースで食べれるのでより健康的でいられます。
ベテランの獣医は歯石を綺麗に除去する事が出来ますが、
これは技術を必要とするので素人では中々出来ません。
マイナスドライバーのような工具を使い歯石を押すようにして取り除くのですが、
家庭で歯石を取り除く事は考えない方が良いでしょう。
素人が真似てやると犬が暴れて口の中を切ってしまう恐れもあります。
歯石が溜まらないようにケアをして行く事を考えた方がよいでしょう。
日頃から歯磨きが大切です。
歯をケアするには、犬用の歯ブラシに犬用の歯磨きジェルや、ガーゼを使用します。
手入れの行き届いたポメラニアンは本当に綺麗です。
軽やかに走る姿にフワフワと美しい被毛で、思わず見とれてしまう事も多くあります。
逆に毛の多いポメラニアンの手入れを怠ると、毛に質もなく汚れも目立つので、
かえって非常にみすぼらしい犬に見えてしまいます。
これは全て飼い主の手入れ次第とも言えます。
毎日の手入れを欠かさず、手入れもコミュニケーションの一環だと認識して行いましょう。
手入れをする事により、皮膚病などの早期発見にも繋がる事を覚えておきましょう。
まとめ
スムーズに手入れをするには子犬の頃から手入れを嫌がらないようにしつけておく必要がある。
汚れたら早めにシャンプーをしよう。皮膚病の対策にもなる。
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