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しつけのし易いのもダックスの特長
しつけのし易いのもダックスの特長

ダックスフンドは物覚えが良い

▼ダックスフンドはお利口でしつけには持って来いの犬種

いくら賢い犬種でも、飼い主を困らせるようなイタズラなどの行動をするのが犬です。

 

勿論、ダックスフンドも例外ではありません。

 

 言っても聞かない子にならないように、予め、問題行動を起こした時に対処出来るようにしつけをしておく必要があります。

 

ここでは主にダックスフンドが取る問題行動と、そのしつけ方法を解説して行きます。

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無駄吠え

ダックスフンドの性格は基本的には甘えん坊ですが、

これは家族や親しい人の間で多く、他人や他の犬には警戒心が強いので威嚇行為として吠える事があります。

 

その他、自己主張として、エサや、散歩、遊びなどの要求から無駄吠えする事もあります。

 

犬は成犬からしつけるのは難しい為子犬の頃からしつけておく必要があります。

 

▼知らない人や他の犬に吠える場合の対処法

無駄吠えをした瞬間に、「ノー」「ストップ」「イケナイ」と目を見てしかります。

 

これで吠えるのを止めたらその場で沢山褒めてあげましょう。

 

再度、同じような状況で吠えたら上記の事を繰り返し行います。

 

知らない人や他の犬を見ても、大きく吠えなく声が口の中でこもるようになってきたら「吠えてはいけない」事を学習して来た証拠です。

 

または、知らない人や犬が来たら「抱っこ」して気をそらしたり、

お菓子を見せて気を逸らすなどして、静かに出来たらご褒美にお菓子を与える方法もあります。

 


▼要求時の無駄吠え(エサ・散歩・遊び・ゲージから出せ)

吠えている間は目も合わさずに無視をしましょう。

 

目を合わせると、「吠えると構ってくれる」「気付いてもらえる」と思ってしまいます。

 

吠えている時にその要求に応えてしまうと、

「吠えれば何かをしてもらえる」と認識されてしまいます。

 

結果、無駄吠えをする子になってしまうのです。

 

吠え止んでから「直ぐに」要求に応じるのも、

先程と同じ理由で犬を誤解させるのでやめましょう。

 

しばらく経ってから要求に応じると良いでしょう。

 

あくまでも、人間のペースが優先である事を覚えさせます。

 

ダックスフンド特有の穴掘り

この犬種は元々、もぐらや小動物などを追いかけるハンティングとして人間に仕えて来た犬種です。

 

その為、小動物の住処である穴を追いかける為に、

土のトンネル堀は大の得意です。

 

穴掘りが好きなので穴を掘るのを止めさせると、

かえってストレスを感じてしまいます。

 

穴を掘っても良い場所とイケナイ場所を見分けて、

穴掘りをしたらとことんやらせてあげましょう。

 

ただし、公園などでは迷惑になるので、

掘った穴は飼い主が埋めてから帰りましょう。

 

噛み癖を治す方法

子犬期の甘噛みは歯が痒い為仕方のない事です。

 

生後2ヶ月~4ケ月程は様々な物を噛みます。

 

子犬のこの頃から人を噛む癖を付けさせてしまうと、

成犬になってからも本気で人を噛む犬になってしまいます。

 

噛む=いけない事と、犬認識を持たせておきましょう。

 

また、子犬の頃は様々な物を噛むので、

電気コードなど噛んだら危険な物は置かないようにしましょう。

 

▼他人や犬を噛む癖をなおす

気に入らない人や犬が来た時に唸って噛む犬は子犬の頃に自分がきつく体罰を受けた可能性があります。


乱暴に扱われて育った犬は他人や犬にも同じような事をします。


この為、噛む行為をさせないようにするには子犬期のしつけにあるのです。


噛む=絶対にダメ な事と教えましょう。


もし子犬の頃から甘噛みではなく噛む癖がある場合は、噛もうとする時(大抵は唸る)に下あごもしくはマズルを持って目を見てきつく叱りましょう。


この時、叩いたり、無理に仰向けにさせもいけません。このような乱暴なしつけをして行くと他人にも乱暴にする犬になってしまいます。

散歩時に飼い主を引っ張る

自分が一番だと思っている犬。

 

または散歩が大好きで興奮している場合は、

このように飼い主よりも前に行きたがりリードを引っ張って散歩します。

 

これも子犬の頃からしつけておくべき問題です。

 

どのようにしつけて行くのか見て行きましょう。

 

▼散歩中、飼い犬に引っ張って歩かれない為に

リードをたるませながら歩く癖を付ける必要があります。

 

犬が前に出て行きリードがピンっと伸びた状態だと、

犬が飼い主を引っ張って歩いている事になります。

 

主従関係をしっかり覚えさせる必要があります。

 

本来犬の散歩は飼い主の横を歩かせるのが一般的です。

 

犬が前を歩くのは危険もあるのでやめさせなければなりません。

 

最近では犬が前を歩いている姿を良く見るので、それが基準となってしまっているようです。

 

犬が飼い主の前にでたらリードを引っ張る、歩みを止める、などをして歩く速度を調整して分からせましょう。

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犬の飛びつき

ダックスフンドの性格は甘えん坊です。

 

警戒心の強い犬種ですが、中には人懐こい子も多くいます。

 

飼い主が帰宅した時に、嬉しくてついつい飛びついてく来る子がいます。

 

飼い主も喜んでいる愛犬を見ているのは可愛いので、

ついそのままにしがちですが、これは後程、他人にも迷惑になるので早めに飛び付き癖を止めさせた方が良いと言う人もいます。

 

▼飛びつき癖を無くす方法

全ての犬種に言える事ですが飛びついて来た時に、

目を見て「ノー」「イケナイ」などのワードで制止します。

 

お座りをさせても良いでしょう。

 

飛びついて来られた時に可愛がると、

止める事無くいつまでも経っても飛びつく犬になってしまいます。

 

飛びつき癖は、知らない人にも優しくされると出てしまうので、

子犬の時からしつけましょう。

 

ドッグランなどで遊んでいる時に、

飛びつき癖から他人の服を汚してトラブルになってしまう事もあります。

アルファシンドローム(自分が家で一番偉い)

ダックスフンドだけではなく全ての犬に言えるのですが、

野生で過ごしてた頃、犬は群れで集団生活をして来ました。

 

これが現代にも影響しており、

家の中で一番自分が偉いと思ってしまう犬がいるのです。

 

こうなると、

 

・飼い主の言う事は聞かない

・嫌な事があると唸る

・噛みつく

 

などの問題行動をとる事があります。

 

別名:権勢症候群とも呼ばれています。

 

この場合は、とにかく犬をわがままに育てない事です。

 

・吠えたら、止めさせる

・エサが欲しいと吠えても制止する

・散歩では前に行かせない

 

など、毎日の接し方が大切になってきます。

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