ホーム > ポメラニアンについて > ポメラニアンとは > ポメラニアンの病気と症状、対処法
ポメラニアンが掛りやすい病気とその症状(下痢・咳・痒み・嘔吐・日射病、熱射病・切り傷、擦り傷・火傷・骨折)、対処法を理解して行きましょう。
以下順番に解説して行きます。
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下痢の原因はウィルス、寄生虫、消化不良、食中毒などの原因が考えられます。
子犬期のポメラニアンは散歩中落ちている物を口にします。
拾い食いはしつけておきましょう。
下痢を起こしても普段と変わらず元気であり、すぐに収まるようであれば特に心配はいりません。
下痢が続く場合や、血が混じっていたら動物病院に連れて行きましょう。
ポメラニアンは喉が弱いので、部屋が乾燥していると咳をする事があります。
咳が止まらない時は、ウィルス感染が考えられます。
咳が治るスピードはポメラニアンにも個体差があるので、
咳だけで病気か否かを判断するのは難しいのです。
普段より咳が多かったり長引いたら病気の疑いがあります。
後ろ足で体をしきりに掻いている場合は、ノミやダニがいるか、皮膚炎の可能性があります。
ノミやダニが原因の場合は、ポメラニアンの毛をかき分けると見つかります。
もし、ノミやダニが付着していても無理に取らないで下さい。
ノミやダニの爪、頭部ポメラニアンの体に刺さったままになってしまいます。
ノミ、ダニ、皮膚炎は動物病院の薬でしっかり治しましょう。
飲み薬や皮膚に付ける薬で治療します。
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ポメラニアンはよく嘔吐します。
これは消化不良が原因がほとんどです。
しかし黄色い胆汁で嘔吐をする場合は、腹痛から来るものなので注意が必要です。
嘔吐が続き食欲が無くなったら早めに動物病院に行きましょう。
ウィルス性の病気か消化器に異変があります。
子犬の頃のポメラニアンは消化機能が発達段階のため、消化しきれない物を戻してしまいます。
この場合はドッグフードを小分けに分けて与えましょう。
夏場に特に注意したいのが、日射病と熱射病です。
日射病と熱射病にかかるとポメラニアンは舌を出し呼吸が荒くなります。
食欲もなくなるので餌を受け付けません。
沢山水を飲ませ、動物病院での治療が必要です。
他には、夏場に車に乗せる際は注意が必要です。
エアコンを切って閉じ込めて置くことは絶対にやめましょう。
夏の車内は50度を超える事もあるのです。
「少しくらい閉じ込めておいても平気かな」と言う考えが命に関わります。
夏場はすぐに高温になってしまいます。
ポメラニアンはどんなに暑くても外で遊びたがり、外に出ると走り回ります。
自分で健康管理が出来ないので、日射病や熱射病にかかってしまうのです。
ドッグランでも散歩でも、日陰で遊ばせてあげましょう。
夏は日中ではなく、早朝か夕方に遊ばせるのがベストです。
犬は痒がると自分の爪で皮膚を傷つけてしまう時があります。
傷口の周りの毛をカットして消毒液を塗りましょう。
消毒液は人間用の物で大丈夫です。
消毒液を塗る際は、痛みで興奮して飼い主にも噛みつく事もあるので、
慎重に行いましょう。
皮膚を痒がる原因は皮膚病かノミ・ダニがほとんどです。
火傷をしてしまったら、患部を最低でも5分、冷たい水で冷やします。
もし皮膚が捲れてしまった場合はそこから膿む可能性があります。
早めに動物病院で治療が必要です。
高温になるストーブやこたつが室内にある家庭は充分に注意をして下さい。
犬の行動は小さい子供と同じと考えましょう。
ポメラニアンは骨が細いので骨折をしやすい犬です。
高い所から跳び下りたりすると、すぐに骨が折れてしまうので注意が必要です。
骨折してしまったら患部には触らずに動物病院に連れて行きます。
患部にさわると興奮して噛みついてくる事があります。
もし骨折の応急処置で副木を患部に当て、
動かない様に固定するのが賢明ですが初心者にはまず無理でしょう。
患部に触らずに安静にさせる事が大切です。
まとめ
・下痢:ウィルス性や消化器官の不良
・痒み:皮膚炎
・嘔吐:感染症
・夏場は日射病や熱射病に注意
・切り傷:消毒液は人間用で大丈夫
・火傷:水で冷やす
・骨折:触らず病院へ
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