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避妊手術や去勢手術って何?

(オス/メスどちらを飼っていても悩む去勢・避妊手術)
(オス/メスどちらを飼っていても悩む去勢・避妊手術)

去勢手術と避妊手術は、今後その犬の子どもがいらない場合に決断する事になります。

 

オス犬ならば睾丸を摘出し、メス犬には生理が来なくなるように手術します。

 

多くのメリットがあるので見てみましょう。

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避妊手術・去勢手術のメリット

(犬の健康を考えるなら手術は必要!)
(犬の健康を考えるなら手術は必要!)

まず、メリットについて解説します。

 

手術を行う事により望まない繁殖を防げる事がメリットの1つです。

 

もし、繁殖を考えていない場合は、避妊手術または去勢手術を考えてみても良いかもしれません。

 

手術を行うと言う事は生理現象に反する事になるので、躊躇しがちですが

 

メリットも沢山ある事を覚えておきましょう。

 

性欲から来るストレスも回避できます。

 

さらに生殖器系の病気を予防できるのが大きなメリットでしょう。

 

他には

不妊、去勢手術を受けた犬の方が長生きをしているデータもあります。

 

これらの事だけを考えると手術は行った方が良いでしょう。

 

ただし、手術を1度受けると、その犬の子供を見る事が出来なくなってしまいます。

 

そう言ったデメリットもあるので考えて行動しましょう。

 

手術を受けるタイミングについて

(2歳までには確実に手術を受けさせよう)
(2歳までには確実に手術を受けさせよう)

去勢手術を受けるタイミングはいつの時期が良いのでしょうか。

(避妊手術も同様)

 

手術を受けるのは子犬期が一番です。

 

去勢手術は生後7ヶ月過ぎに受けるのがべストです。

 

避妊手術は生理が始まる前がベストです。

 

それ以降は身体への負担が大きくなるのでオススメはできません。

 

遅くても2歳になる前には手術を受けましょう。

 

成熟期を過ぎてからの手術は身体への負担が大きくなります。

 

成熟期を迎える時期は個体差があるので手術を考えている場合は獣医に相談しましょう。

 

手術を受けると言う決断が遅くなり、2歳前に手術を受ける人も中にはいます。

 

どちらにせよ、手術を受ける前に動物病院で検査をしてもらいアドバイスに沿って行って下さい。

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どこの動物病院で手術を行えばいいのか?

(愛する子だからこそ、しっかりした動物病院で)
(愛する子だからこそ、しっかりした動物病院で)

手術を受けさせる場合はいつもかかりつけの、信頼できる病院で相談してください。

 

そこで受けられる場合はその動物病院で受けるのが良いでしょう。

 

手術自体を病院で行っていない場合は、他の信頼できる獣医を紹介してくれるはずです。

 

避妊手術、去勢手術は麻酔を使うので事故が起きないとは言い切れません。

 

手術前に同意書も書きます。

 

ですが、避妊・去勢手術で事故が起きたと言う事例はあまり聞きません。

 

決断する前に、獣医師に犬の体力などを相談すると良いでしょう。

 

メスの場合は卵巣と子宮を摘出します。

オスの場合は睾丸を摘出します。

 

難しい手術ではないのですが一番怖いのは麻酔から覚めない事です。

念を入れて体調が悪い時には受けさせないようにしましょう。

  

▼入院について


メスの場合は術後1~2日の入院

 

 

オスの場合は、当日退院から1日の入院 

 

▼値段について


メス3~5万 オス2~3万が相場です。

 

 

術後は手術をした跡を掻かないように頭に笠のような物をはめられます。

 


まとめ

 

・手術をするなら最初の発情前が良い

 

メス

生後7ヶ月以降

 

オス

マーキングを開始する前

 

早めに手術を行った方が、体の負担にもならない。

 

避妊手術、去勢をしたら子供を作る事は不可能だと理解をして決断する。

 

体にメスを入れるのは可哀想だと思うが、

性的欲求を満たされずに一生、生きて行くのもつらいと言う事を考えてみる。

 

最終的に避妊手術・去勢手術を決めるのは飼い主。

 

成犬になって手術を行うのは負担がかかるので早めに決断をしてあげましょう。

 

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