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犬を洗う方法

(犬にもシャンプーをしよう)
(犬にもシャンプーをしよう)

犬も人間同様、体を洗わなければなりません。

 

毛が多い犬の場合は乾かすのに時間が掛り手間なのですが飼い主が行わないと綺麗になる事はありません。

 

面倒がらずに定期的に行いましょう

 

シャンプーは体や毛が綺麗になるだけではなく、寄生虫の除去、皮膚病を予防するなどの効果があります。

 

→犬の皮膚病

 

→犬の寄生虫の病気

 

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洗ってあげない寄生虫や皮膚病のリスクがある

寄生虫などの病気にかかってしまうと、

 

複数の犬を一緒に飼っている場合は二次感染させてしまう恐れがあります。

 

事前に防げる病気なので正しいシャンプーの仕方を理解しましょう。

 

シャンプーはブラッシングだけでは落とせない汚れにも有効です。

 

 

まずは犬の毛の特徴を理解した上で体を洗ってあげるとよいでしょう。

 

犬の毛の特徴まとめ

(犬の被毛は4種類に分かれる)
(犬の被毛は4種類に分かれる)

それぞれの特徴を見て行きましょう。

 

硬い毛は硬い毛用の手入れ方法があり、柔らかい毛には柔らかい毛なりの注意点もあります。

 

被毛の種類によって手入れの方法が異なります。

 

▼(ロングコート)

 

文字通り長い毛の事です。

 

シーズー・チワワ・ゴールデンリトリバーなどのロングコートは毛質が柔らかいです。

 

ポメラニアン・シェットランドシープドッグなどのロングコートは若干毛が固くなります。

 

ヨークシャーテリアやパピオンのように光沢があり繊細で絹糸のような毛をシルキーコートと呼びます。

 

このようにロングコートでも犬種によって様々な艶、手触り、質感があります。

 

ロングコートは毛玉が出来やすくブラッシングは無理な力で行わず慎重に行いましょう。

 

▼短毛(ショートコート)

 

柴犬やウェルシュコーギーペンブロークなど毛が短い事をショートコートと呼びます。

 

ショートコートは毛が短く固いのが特徴です。

 

ブラッシングは苦労しませんが抜け毛も多くなるので定期的なブラッシングをおすすめします。 

 

▼極短毛(スムースコート)

 

 

スムースコートは極めて短い毛の事を言います。

 

手触りは滑らかな感触です。

 

パグ・ビーグル・ラブラドルレトリバーなどの犬種がスムースコートです。

 

手入れは非常に楽だが、抜け毛は意外と多いです。

 

▼剛毛(ワイヤーコート)

 

ワイヤーコートは文字通り針金を思わせるような固い毛です。

 

ミニチュアシュナウザー・ワイヤーヘアードダックスフンドなどがこの犬種になります。

 

トリミング方法は特徴的で、固い毛を維持する場合は柔らかい毛を抜く作業やトリミングナイフを使用します。

 

素人には難しいのでトリマーにお願いしましょう。

 

毛にこだわりがない場合はこのような手入れは不要です。   

 

 

次にシャンプーの手順を見て行きましょう。

 

初めてシャンプーを行う際の注意点は、犬がシャンプー嫌いにならないようにしなければなりません。

 

1度でも嫌な事を味わうとそれが大の苦手となります。

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犬のシャンプーの方法

1:犬の身体を濡らします。シャワーの温度は人間の温度より低く設定しましょう。

 

適温は36℃~37℃です。

 

シャワーによっては、

 

お湯の出し始めは熱いお湯が出る事がありますので、必ず手で熱さを確認してください。

 

2:頭から遠いところを濡らして行きます。

 

足元、お尻次いで背中、お腹をシャワーで順に掛けて行きます。

 

3:次に肛門絞りを行います。

 

肛門絞りとは肛門腺を絞る事を言います。

 

小型犬は自分でお尻からくさい臭いを出せません。

 

人間の手によって絞ってあげる事が必要です。

 

絞らず放っておくと、肛門線にくさい液体が溜まり、いずれ破裂して出血する事があります。

 

まず尻尾を持ち上げ、

 

肛門の斜め下をつまんで絞り上げます。

 

とてもくさい液体が飛び出してきますが、これを、絞り出す事が目的です。

 

そのあとお尻を洗ってあげましょう。

 

4:次いでシャンプーをして行きましょう。

 

 

シャンプーは薄めて使用する物が多いので、説明をよく読んでそれに従ってシャンプーを作ってください。

 

よく泡立ててから犬が嫌がらない部位から洗って行きます。

 

背中、お尻、足、お腹、最後に頭です。

 

 

シャンプーする際は爪を立てず、優しい力で洗って行きましょう。

 

5:コンディショナーをしましょう。

 

最近はシャンプーの中にコンディショナーが含まれている物が多いので不要な場合もあります。

 

こちらも体全身に付けて毛によくなじませます。

 

体を洗っている時には犬の体をよく触って下さい。

 

異常がないか確認する機会にもなります。

 

これらが終わったら次はよく洗い流します。

 

6:タオルで拭く

 

シャワーでよく洗い流したら次はタオルで体を拭いてあげます。

 

この時に犬は、毛についた水を振り落とすよう、体全体をブルブル震わせ水きりをします。

 

水しぶきが広範囲に飛び散るので濡れても良い洋服で行って下さい。

 

7:コームで毛をとかしながらドライヤーで乾かす

毛玉や、抜け毛となる毛を予め除去します。

 

コームやブラシを使い毛をとかしながらドライヤーで乾かしていきます。

 

ドライヤーからは熱風が出るので犬から離して使用しましょう。

 

やけどに注意して下さい。

 

肛門絞りについて詳しく解説

(小型犬は肛門絞りが必要)
(小型犬は肛門絞りが必要)

肛門腺と呼ばれるものが犬の肛門の左右にあります。

 

この中に臭腺があり、膿のようなものが溜まっています。

 

大型犬は便と一緒にこの膿のようなものを同時に出せるのですが、

 

小型犬の中には自分で体外に出せない子がいます。

 

この分泌物が外に出せなく溜まって行くと、お尻が痒くなり、お尻をさすりつけたり舐めたりします。

 

放っておくと炎症をおこしたり肛門腺が破裂する事もあります。

 

とてもくさい臭いが飛び出るのでシャンプー前に行いましょう。

 

肛門腺絞りはトリマーに、トリミングをお願いすると一緒に行ってくれる事があります。

 

絞りきると分泌液が出なくなります。

 

溜まっていないのに無理に絞り出すとお尻を傷めるの事になるので注意してください。

 


まとめ 

 

【シャンプーで得られる効果】

 

寄生虫の防止

 

ノミ、ダニ予防

 

皮膚病の予防

 

・シャンプーのし過ぎは皮膚炎の原因となる

 

・犬種(毛の特徴)によってシャンプーの量が事なる

 

・毛が立派な犬(ポメラニアンやロングコートチワワ、トイプードル等)はシャンプー後のトリートメントも行う

 

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