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チワワをいつまでも健康でいさせよう
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チワワが気を付けるべき病気

犬を飼うと必ず、動物病院にお世話になります。

 

特にチワワは体が小さい分、気をつける病気が沢山あります。

 

いつまでも健康的な生活を送らせてあげるには、飼い主がいち早く、チワワの異常に気付いてあげる事です。

 

ここでは、チワワがかかり易い病気を紹介していますので参考にして下さい。

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チワワが特に気を付けておくべき病気

チワワは決して病弱ではありません

しかし、

気を付けなければならない病気があります。

 

チワワはとても小柄ですが、病気に掛りやすい犬種かと言えばそうではありません。

 

虚弱体質ではないのです

 

健康管理に気を付ければとても長生きします。

 

スタンダードでは寿命は10歳~18歳まで生きるとされており、

 この18歳は小型犬の中でも特に長寿です。

 

しかし、各犬種ごとに気を付けないければならない病気はあるのです。

 

チワワ特有の病気

▼膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)

膝蓋骨とは、膝のお皿の事です。

 

後ろ脚の膝蓋骨がはずれてしまったり、ズレたりする病気の事で、

小型犬には特に見られる病気になります。

 

・症状は?

スキップするような歩き方、片足だけを上げて3本脚で歩く、

歩かずに鳴く、つま先立ちをする、立ち上がれなくなるなどの症状が出ます。

 

・なぜ膝蓋骨脱臼にかかるのか?

形成異常で起きる先天性の場合と、

膝を打撲する、高い所から飛び降りるなどで現れる後天性とに分かれます。

 

・対処法

チワワの膝蓋骨脱臼に掛ってしまったら、

無理に歩かせず(散歩は厳禁)早めに病院へ行きましょう。

 

運動は治療後にしましょう。

 

軽傷の場合は放っておくと治る事があります。

 

室内がフローリングの場合は、

 

・カーペットを敷く

・高い所から飛び降りさせない

・膝に負担が掛らないように肥満を防止する

 

などの予防策を行いましょう。

▼角膜炎(かくまくえん)

目の中の角膜に傷を負ってしまう病気です。

 

チワワは目がとても大きく飛び出している為に外傷により角膜炎を起こしやすいです。

 

眩しがる

目ヤニや涙がいつもより多い

目が充血している

目の中が混濁している

まぶたが痙攣している

 

などの症状が現れたらチワワの角膜炎を疑いましょう。

 

早めに動物病院に連れて行き治療をします。

 


▼水頭症(すいとうしょう)

チワワが水頭症に掛る場合、その大半が先天性のものです。

 

脳内の奇形により生まれつきこの病気を持っている子が多くいます。

 

先天性の水頭症の場合は、頭のてっぺんを触ってみると、

くぼみの部分の骨(モレラ)が薄くなっており穴が開いているような特徴があります。

 

症状は多くありますが、

 

・運動障害

・知覚障害

・行動異常

・斜視(しゃし)

・活動低下

 

などが起こります。

 


▼尿路結石症(にょうろけっせきしょう)

チワワの尿路結石症は、

 

尿が出にくなる

痛みを訴える

尿に血が混じっている

トイレにいつもより多くいく

おしっこをする時に時間がかかる

 

などの症状が現れます。

 

これらの原因は膀胱、尿道、腎臓などに結石が出来る為に起こります。

 

チワワの場合はシスチンと言う成分で尿石が出来やすいと言われています。

 

対策としては十分に水分補給をする事が効果的です。

 

おしっこをする時に違和感を覚えたら動物病院へ早めに連れて行き治療を受けさせましょう。

 


▼低血糖症(ていけっとうしょう)

この病気は、体の小さい犬ほど掛りやすいと言われている病気です。

 

犬の中で最も小さいチワワは、低血糖症に掛りやすく気を付けなければなりません。

 

血液中の糖分濃度が一気に下がる為、活動が低下します。

 

痙攣したり、ぐったりしていたらチワワの低血糖症を疑いましょう。

 

子犬であればその分注意が必要で、

 生後4ヶ月までは十分気を付けておきましょう。

 


▼気管虚脱(きかんきょだつ)

チワワは体が小さい為、人や他の犬に吠える時に頭をのけぞりながら吠える習性があります。

 

この習性が気管を傷める原因となります。

 

チワワの気管虚脱とは気管が押しつぶされている状態を言い、

呼吸困難体温調整が難しくなってきます。

 

治療するには動物病院に行くしかありません。

 

普段から苦しそうにゼエゼエ呼吸をしていたら疑いましょう。

 


▼肛門囊炎(こうもんのうえん)

大型犬は便をする時に一緒に、くさい分泌液を排出できますが、

 チワワのような小型犬はその分泌液を一緒にだす事が出来ません。

 

これはお尻の筋力が足りない事に原因があります。

 

犬には肛門の両脇に肛門腺と言う物があり、そこに分泌液が溜まります。

 

これが排出できずにいると、違和感を感じて、

 

お尻を床にさすりつける

 

などの症状が現れます。

 

肛門絞りをシャンプーの時に毎回してあげる事で防ぐことが出来ます。

 


▼僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)

この病気は心臓病の一種です。

 

とくに小型犬に多く見られ、別名、心臓弁膜症と呼ばれています。

 

心臓内で血液が逆流する病気で、

これは僧帽弁の変形による物です。

 

健康診断などで、心内雑音が聞いて取れる事により発覚する事が多いです。

 

心臓内の血流が逆流する事で雑音になって聞いて取れます。

 

進行すると、

 

咳を頻繁にする

ゼエゼエと苦しそうに呼吸をする

 

などの症状が現れます。

 

更に悪化して行くと、

 

肺水腫を伴う呼吸困難

不整脈

突然命を落とす

 

などの最悪な事態に陥ります。

 

治療法は、

 

食事療法

運動制限

薬物療法

 

などがあります。

まとめ

 

チワワ特有の掛りやすい物がある。

 

先天性の病気としては水頭症が多い。

 

子犬の頃にしっかりと確かめておく事

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