ホーム > ダックスフンド > ダックスフンドのしつけ方 > 成犬からしつける問題行動【しつけを見直そう】

成犬になっていても犬の問題行動はしつけをやり直す事が出来ます。

 

ただし、やみくもにしつけを行っても逆効果です。

 

成犬は既に「自分のやり方」を持っています。

 

問題行動を起こす理由を見つけて再度しつけを行いましょう、きっと問題行動が直るはずです。

 

ここでは成犬を1からしつけをし直す方法を解説していきます。

 

今現在、成犬を飼っている方で問題行動に悩んでいる方は参考にしてみて下さい。

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子犬の時に直せないしつけは大人になってからは難しい

犬の子犬時代は大抵やんちゃです。

 

やんちゃしている姿が可愛いからと言ってそのままにしていると大人になってから苦労する事が沢山あります。

 

犬は飼い始めた内の出来るだけ早い内からしつけをして行くのがベストですが、

 

成犬からしつけを始めても手遅れと言う事はありません。

見逃していたしつけが後から大きな問題になる

小さい時には気にならなかった、

 

・吠える声

・散歩時の引っ張るくせ

 

など犬が成長すると共に様々な問題が生じる事があります。

 

体が成長し、吠える声が大きくなり、引っ張る力が強くなるとともに、

飼い主にとっては困った行動へと発展していきます。 

 

犬の行動は繰り返されて習慣化し、一度や二度叱っただけでは直りません。

早めに対処しないと、時間が経てば経つほどますます強まっていきます。

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困った行動は主に3種類

困った犬を上手にしつけしよう

 上記のような困った行動は、

学問的に「問題行動」と呼ばれ、いくつかの種類に分けられます。

 

【1】ひとつは、もともと犬が持っている習性から起こるものです。

例えば犬には、自分の縄張りを守ろうとする本能があります。

 

その為、外から誰かが来ると吠える事があります。

 

これは犬にとっては自然な行動ですが、

人によっては「問題行動」となってしまいます。

 


【2】ふたつ目は、オスのマーキングやマウンティングのように、犬の習性から起こる自然な行動です。

でも、その頻度によっては人が困ってしまう「問題行動」となってしまいます。

 

犬のオスは、本能からマーキングやマウンティングをしてしまいます。

 

しつけされるまでは、何がいけない事なのかわかりません。

 

これも早めの内からしつけをしておきましょう。

 


【3】最後は、被毛が抜けてしまうまで前足を舐め続けるなどの異常行動です。

これはストレスが原因であったり、やる事がなく、暇だから行う行動です。

 

犬にとっては自分を落ち着かせる為、

精神を安定させるために行っているのですが、人間からみたら「異常行動」でしょう。

 

ストレスから来る犬の異常行動

犬からしたら「普通の行動」が人からしたら「問題行動」になる事は前述したので分かったと思います。

 

他には、犬のストレスが原因で起こしてしまう異常行動を見てみましょう。

 

同じ所を行ったり来たりする

しっぽを追い続けたりする

 

等の行動は犬のストレスによって起こるもので、

しつけだけでは治せない事もあります。

 

ストレスが原因で起こる異常行動はしつけでは直せない事を理解して下さい。

 

これらを起こしてしまう原因を探り、取り除く必要があるので、

一度トレーナーや行動治療の専門家、獣医師などに相談するのがおすすめです。

 

理由が分かれば改善できる

犬のストレスから来る異常行動以外は、

まずはしつけによって改善を試みます。

 

ほとんどの問題行動は、

覚えの早い子犬の頃からきちんとしつけておけば、防ぐ事が出来たはずです。

 

大きくなってからでは多少時間がかかってしまいますが、根気強くしつけを正す事が大切です。

 

その際大切な事は、

犬の性格を考えながら、なぜその問題を起こすのか理由を探る事です。

 

マーキングなどの生理的行動は、去勢手術などの獣医療の力が必要となる事もありますが、その他は問題行動の理由が分かれば比較的早く改善出来ます。

 

ただ叱るのではなく、理由を探ってしつけ、根気強く改善していきましょう。

 

手に負えない時は、ドッグトレーナーに相談する事も一つの手です。

 

成犬時からしつけをする時は全て現行犯でしつけよう

子犬の頃は注意されなかったのに、

ある時突然注意さえれても犬は混乱します。

 

これでは、「急に怒り出す飼い主」を演じているだけなので、

犬が問題行動をしたらその瞬間に「ノー」「イケナイ」などの言葉を使いしつけをして下さい。

 

成犬期からしつけを正すには「現行犯で注意する」事を忘れないで下さい。

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