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ポメラニアンの飼い方を解説して行きます。初めてポメラニアンを飼う方にとって、飼い始め前に何が必要でどのような生活変化が起きるかを理解しておきましょう。

ポメラニアンの飼い方
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ポメラニアンを飼う前に揃えておくもの

ポメラニアンを飼う前に、室内に迎え入れる準備をしておきましょう。

 

以下の物が必要になります。

 

・おしっこシートとトイレ

・ゲージ

・子犬用のドッグフード(小型犬生後7ヶ月までの物)

・ドッグフード入れ、水入れ

・犬用のおもちゃ(噛める物、誤って飲み込むようなものはダメ)

・犬専用のタオル

 

上記の物を用意しておけば一先ず大丈夫です。

 

順番に見て行きましょう。

 

まずポメラニアンを飼い初めてすぐに始まるのがトイレトレーニングです。

 

→ポメラニアンのしつけ

 

トイレを設置してその上におしっこシートが引いてある状態で子犬を迎えいれましょう。

 

いつでもトイレトレーニングが出来る状態にしておいてください。

 

次に必要なものが、ゲージです。

 

ゲージの大きさはそれほど大きくなくて構いません。

 

ポメラニアンはしつけをしっかり行えば悪さはしないので、家の中で自由にいさせてあげる事が大切です。

 

特に、ゲージ=自分の部屋としなくても大丈夫です。

 

子犬期の時はしっかり自分の部屋を設けて、そこで寝かせましょう。

 

人間と一緒には寝ずに、自分が犬である事を子犬期の頃に自覚させなければなりません。

 

生後7か月程経過すれば人間と一緒に寝ても大丈夫です。

 

また、子犬期の頃に一緒に人間と寝ない方が良い理由は、

寝返りなどで潰してしまう可能性があるからです。

 

子犬のポメラニアンはとても小さいので簡単に潰れてしまいます。

 

子犬用のドッグフードはペットショップやブリーダーに何を与えれば良いか聞いて下さい。

 

ポメラニアンを購入する際、親切なブリーダーはドッグフードをくれる事があります。

 

家に向か入れた日から飼い主がドッグフードを与える事になるので、忘れずに用意しておきましょう。

ドッグフード入れ・水入れは用意し忘れがちです

 

忘れたからと言って人間と共同でお皿は絶対に使っては行けません。

犬はどこで何を食べ舐めているか分かりません。必ず分けておきましょう。

 

犬用のおもちゃは「噛める物」を用意しておきます。

 

子犬の頃は歯の入れ替わりで痒くなる事があり噛める物が置いていないと

椅子の脚を噛んだり、ボールペンを噛んだり色々な物を噛んでしまいます。

 

犬が噛む物は、椅子の脚、テーブルの脚、太いペン、洗濯ばさみなどプラスチック製の物が多いです。

 

犬専用のタオルも用意しておいて下さい。

 

散歩で雨に濡れた時などに乾かすのに使用します。

 

毛が沢山つくので人間用と分けておくと良いでしょう。

 

食事回数

ポメラニアンの食事の回数は1日2回です。(子犬期の場合は3回)

 

1回の食事量は体重にもよりますが、大匙4杯程度です。

 

ドッグフードの大きさやカロリーにより事なるので食事量は獣医かペットショップで相談して下さい。

 

以下でポメラニアンに必要なカロリーの計算方法を解説しています。参考にしてください。

 

犬に必要なカロリーの計算方法 

 

 

・体重1キロのポメラニアンは、1日に86キロカロリー

・体重2キロのポメラニアンは、1日に136.74キロカロリー

・体重3キロのポメラニアンは、1日に179.74キロカロリー

  

 

一見するとカロリーは少なく感じますがポメラニアンはとても小柄で華奢な犬なので、

このカロリーで充分です。

 

ポメラニアンは1日に必要なカロリーの90%はドッグフードで摂るようにする事が望ましいです。

 

残りの10%はお菓子などを与えても良いでしょう。

 

食事回数を1日2回と書きましたが、子犬期は1回に多く食べると消化不良を起こし、

嘔吐や下痢をする事があります。

 

家に連れて来る前にブリーダーなどからアドバイスを聞くと良いでしょう。

 

もし、消化不良や下痢を引き起こす場合は1度の食事量を少なくして3回に分けましょう。

 

老犬のポメラニアンにも同じ事が言えます。

 

消化機能や排泄機能が衰えるので1度に摂取する量を減らしてドッグフードを与えて行きましょう。

・子犬期のドッグフードはいつまで与えれば良いのか

 

子犬期は子犬期用のドッグフードを10か月~1歳頃まで与えましょう。

・老犬用どドッグフードはいつから与えれば良いのか

 

老犬は老犬用のドッグフードを与えましょう。

 

老犬用のドッグフードに切り替える時期は歯の様子などによりますが、

6歳くらいから切り替えて行きます。

 

狂犬病予防・混合ワクチンを打とう

しっかりとワクチン接種を
しっかりとワクチン接種を

犬を迎え入れて家族にも慣れて来た頃に狂犬病予防注射と混合ワクチンを打ちます。

 

狂犬病予防注射はとても大切です。

 

 

狂犬病にかかると治療法がないので命にかかわります。

 

混合ワクチンは2種だとか3種7種、9種などがあり、

数が多い程その分多いウィルス感染などの予防が出来ます。

 

勿論、種類が多い程、値段も高くなります。

 

どの混合ワクチンを打つべきかは獣医に相談してみましょう。


 

→狂犬病予防注射費用

→犬の混合ワクチン接種費用

 

混合ワクチンが必要な理由は、

 

母犬と引き離されるの為母乳から受ける免疫が時間と共に切れてくるからです。

 

混合ワクチンは生後50日に1度生後80日に1度1才になるまでに合計2回受けます。

 

それ以降は1年に1回で大丈夫です。

 

 

▼混合ワクチンの種類

・混合ワクチン2種

犬ジステンバー、犬バルボウィルス。

2種だけでは子犬には不安なので、あまりオススメしません。

 

・混合ワクチン3種

犬ジステンバー、犬伝染性肝炎、犬アデノウィルス感染症。

3種だけなので不安が残ります。

これだけをすすめてくる獣医は少ないです。

 

・混合ワクチン4種

混合ワクチン3種+犬バラインフルエンザ感染症。

4種なのでこれで安心かと思いますが、これだけではあまり効果が無いような気がします。

ワクチン=7種です。

 

・混合ワクチン4種+1

混合ワクチン4種に犬レプトスピラ。

5種類ですが混合ワクチン5種と言う名前にはなりません。

似た感染症を予防する成分が入っているので、5種と言う名前にはならないのです。

 

・混合ワクチン5種

混合ワクチン4種+犬バルボウィルス感染症。

この5種を打つ飼い主もいます。

獣医もすすめてくる事もあり、これを打てばとりあえずは大丈夫でしょう。

 

・混合ワクチン7種

混合ワクチン5種+犬レプトスピラ感染症2種。

獣医にワクチンをお願いしますと伝えるとこの7種をすすめてくる獣医が多いです。

7種の感染症に耐えられるので安心です。

 

・混合ワクチン8種

混合ワクチン7種+犬コロナウィルス。

8種のワクチンは7種とさほど値段が変わりません。

そのため多くの飼い主がこの8種を選択します。

1番人気のワクチンと言えます。

 

・混合ワクチン9種

混合ワクチン8種と同じですが、レプトスピラと言うウィルスに対応する種類が増えています。

このレプトスピラはすぐに何か重大な症状を引き起こすわけではないのですが、

人に感染する事があるのです。

放ってはおけない病気です。

 

犬の飼い主に法律で義務付けられている事

犬を飼う際に法律で定められている事があります。

 

・現在飼い主が住んでいる市区町村に飼い犬を登録する事

・飼っている犬に年1回の狂犬病予防注射を接種させる事

・犬の鑑札、注射済票を飼い犬に装着すること   

 

 

上記の事項は義務なので守りましょう。

 

犬の登録を市区町村にしないと鑑札がもらえません

 

この鑑札がないと、ドッグランなどに登録が出来ないのです。

 

ポメラニアンは他の犬と遊ぶのが大好きです。

 

ドッグランに連れて行く為にも守りましょう。

 

→畜犬登録費用

 

ポメラニアンの散歩の注意点

初めて外に出る時はほとんど歩かない
初めて外に出る時はほとんど歩かない

 

狂犬病予防注射も打ち、混合ワクチンも打ったら遂に散歩デビューです。

 

散歩をさせる事により犬は犬社会を学びます。

 

犬の社会化のきっかけになるので積極的に散歩をさせましょう。

 

初めてポメラニアンを外に出すと、外の騒音や道の広さに驚いて歩かないかもしれません。

 

その際は抱っこをして家の周りを歩きましょう。

 

世の中には様々な犬がいる事、色々な人がいると言う事を教えてあげます。

 

公園やドッグランが近くにある場合は連れて行ってあげましょう。

 

▼散歩の注意点

 

 

子犬の頃犬を散歩させると思わぬ事をします。

 

以下の点に注意して散歩をさせましょう。

 

子犬は落ちているモノを口に入れるのが大好きで、道端に落ちているものをなんでも食べようとします。

 

例えば、落ち葉やたばこ、ミミズ、草、ガム、他の犬の糞。

 

これらを口に入れると危険です。

 

落ち葉には小さな虫がいたり、糞には寄生虫がついていたりします。

 

→犬の寄生虫の病気

 

犬が歩くところを常に見て、拾い食いをしないように気を付けましょう

 

また他の犬とすれ違う時にちょっかいを出してトラブルにならないようにして下さい。

 

噛みつかれたり噛みつくことが無いようにして下さい。

 

ポメラニアンを飼い始めの頃は、リードを付けて一緒に歩くのに慣れていない飼い主もいます。

 

犬と一緒に歩くのは意外と難しいです。

 

犬がうろうろするので後ろから突然自転車が来てぶつかるなどの危険もあります。

 

犬だけではなく後ろも確認して散歩しましょう。

 

犬が歩く側を決めておくのもオススメです。

 

 

飼い主の左側を常に歩くようにしつけると対向して来る自転車や犬とトラブルになりません。

 

また、飼い主の前を歩かせるのも危険です。

 

ポメラニアンは活発なので飼い主をどんどん引っ張って前へ前へ移する事もあります。

 

危険もあるのでゆっくり歩かせる事もしつけておきましょう。

 

ポメラニアンの散歩時間は1日10分を2回で充分です。

 

その変わりストレスを溜めさせない為にも毎日行きましょう。

 

雨の日はレインコートを着せて下さい。

 

ポメラニアンは毛が長いので雨に濡れると乾かすのが大変です。

 

ポメラニアンと遊ぼう

子犬の頃からポメラニアンと沢山遊んで仲良くなりましょう。

 

楽しく遊べる遊びを紹介します。

 

・じゃれ合いっこ

 

これはおもちゃは必要なく、室内で遊べます。

 

名前を呼んでじゃれ合うだけです。

 

この時、犬の高さに腰を落とし、目線を合わせてあげると良いでしょう。

 

手でちょっかいを出してあげてください。

 

お腹や足を突っつくとポメラニアンも段々本気になり飼い主にちょっかいを出してきます。

 

激しく動き回るのでポメラニアンにとっては良い運動になります。

 

あくまでも優しく接して下さい。

 

あまり激しくやると凶暴な犬になってしまう事があります。

 


・ボール投げ

 

 

飲み込めないが口で咥えられる大きさのボールを用意します。

 

ボールを良く見せて、興味を持たせます。

 

そのあと掛け声と共にボールを投げましょう。

 

掛け声は「ポーン」でも「とって来い」でも何でも良いですが統一して下さい。

 

ボールを投げると走って取ってきます。

 

口で咥えたら「オイデ」と言いボールを持って来させます。

 

持ってきたらよく褒めてあげましょう。

 

→オイデ

 

 

犬は褒めて貰いたくて、ボールを持った時点で掛け声と共にボール遊びが始まると理解するようになりま

す。

ポメラニアンは好奇心旺盛なのでボール遊びでも充分楽しむのです。

 


・引っ張り合いっこ

 

ルールは綱引きと同じで、まずおもちゃの縄を用意します。

 

引っ張り合い用の縄はペットショップに売っています。

 

片方を犬に咥えさせて下さい。

 

もう片方を飼い主が引っ張ります。

 

すると引っ張り合いに負けじと縄を自分の方に引き寄せます。

 

充分手加減して引っ張り合いをしましょう。

 

全身を使って縄を取られないようにします。

 

中には興奮して唸りながら引っ張り合いをする子もいます。

 

勝敗は五分五分にしてたまには犬にも勝たせてあげましょう。

 

あまり長く続けると犬が体を痛める事もあるのでほどほどにしましょう。

 

まとめ

  

・食事回数は成犬1日2回。その他は3~4回

 

・適正カロリーを計算する

 

・子犬期はワクチンが必須

 

・狂犬病予防注射をして畜犬登録をする

 

・健康診断は年1回

 


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