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ポメラニアンの子犬の選び方を解説。「健康的な子犬の選び方」「部位ごとの確認方法」「性格診断テスト」「小さいポメラニアンを選ぶ方法はあるのか」など。

ポメラニアンの子犬選びのポイント

健康的なポメラニアンの子犬を選ぼう
健康的なポメラニアンの子犬を選ぼう

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ポメラニアンは小さくて可愛い、お利口な犬とのイメージがあるかと思います。

 

毛が多くふわふわしていて、ふんわりと丸くまとまった姿は、

見ていて本当に癒されます。

 

小さいのにとても優雅であり、

しかしドッグランや散歩に連れて行くと活発に動きまわります。

 

チョコチョコと走り回る姿はとても可愛らしいですね。

 

ポメラニアンはとても活発な犬種なので、

誰もがアクティブな犬生活を楽しめる事が出来る犬種です。

 

動きは素早くやんちゃな面もありますが、

 

基本は警戒心が強く、家族以外には中々甘えません。

 

家族だけに甘える性格が、飼い主にとっては嬉しい面でもあるようです。

 

可愛いし甘えん坊だからと言って、

四六時中甘えさせてばかりだとポメラニアンは自立した成犬に育ちません。

 

時にはしっかり、しつける事が重要です。

イケない事は、「イケない」と教え込まなくては社会化できません。

 

どのような成犬になるかは、飼い主のしつけが左右する事を覚えておいて下さい。

 

反応がしっかりした子を選ぼう

ポメラ二アンの子犬を、ブリーダーやペットショップに選びに行った時に、

好奇心旺盛に動き回ったり、気持ちよくスヤスヤ眠っているのは健康な証拠です。

 

そして、起きている時にこちらの動きにしっかり反応する子も健康です。

 

しかし、中には分かり辛いですが、

目が上手く見えなかったり、耳が聞こえない子も売りに出されています。

 

 

そのような不具合を知っていて、それでも「飼う」と言う選択をするのは飼い主の責任です。

 

子犬の不具合を平気で隠して売るブリーダーも多くいるようなので注意してください。

 

そこで、子犬選びで失敗しないテクニックを紹介します。

 

耳や目が正常か否かを判断する簡単なテストをしてみましょう

 

子犬の前でハンカチなどをひらひら振ってみましょう

反応したら「目」がしっかり見えています。

 

子犬の背後や見えない頭上で指を鳴らしたり口笛を吹いてみましょう。

しっかり反応するようであれば、「耳」は正常です。

 

ただしドッグフードなど餌を沢山食べて、

満腹時や眠い時は上手く反応しない事があるので売り手に確認してみましょう。

 

ポメラニアンの子犬を買う時にはこれらを行いましょう。 

 

部位ごとの確認事項

子犬を隅々まで確認しよう
子犬を隅々まで確認しよう

 

ポメラニアンの部位ごとの確認事項を解説します。

 

・目

いきいきと目が輝いている子を選びましょう。

 

白目をむいたり、目ヤニが多い子、目の中が濁っている子は避けましょう。

 

健全性は目で判断出来ます。

 

・耳

左右のバランスが均等で、耳の中は薄いピンク色がベストです。

 

耳垢が多くない子、耳を頻繁に掻く子は避けましょう。

 

子犬の背後で音を立てて、しっかりと反応する子を選びましょう。

 

・鼻

病気に掛っていないポメラニアンは、子犬の頃も適度に湿ってつやつやしています。

 

鼻水が出ていたり、乾いてカサついている子は避けましょう。

 

また、呼吸する度に鼻から音がする子も注意が必要です。

 

・口

口の中を見せてもらいましょう。

 

歯茎や舌の色がピンク色である事が大切です。

 

異常な程赤い、口臭がする、などの場合は健康面に不具合がある可能性があります。

 

・毛

毛は艶とハリがある子犬が良いでしょう。

 

フケがあったり、身体を掻き毟る、べたつき、カサカサな肌は皮膚病の恐れがあります。

 

・手足

歩きたがらない子犬や、歩く際に体のバランスが悪い子は注意しましょう。

 

元気よく軽快に歩く子を選びましょう。

・お尻

肛門を見て、綺麗である事を確認しましょう。

 

下痢便がついていないこぎれいな子が良いです。

 

下痢が付いている、ベトベトしている子は感染症によって下痢を起こしている事があります。

 

・尻尾

飼い主に尻尾をぴんと立てたまま近寄ってきたり、

後ろ足の間に尻尾を下げてたりしたら性格の確認が必要です。

 

尻尾を元気よく振って反応する子は性格に問題はありません。

 

子犬の性格テスト

子犬を選ぶときの性格テストです。

 

子犬のポメラニアンが複数いる時に、子犬達に向かって呼び掛けたり、手を叩いてみましょう。

 

・真っ先にすっ飛んでくる、社交的で強い子

・遅れてのんびりやって来る子

・警戒して来ない子

 

明るい性格か、警戒心が強いか、のんびり屋のマイぺースな子かなどが分かります。

 

子犬を持ち上げてみましょう。

 

・嫌がり暴れる子

・尻尾を振って喜んだり、顔をなめようとする甘えん坊な子

・じっと大人しくしている子

 

素直に受け入れるか、騒ぐか、喜ぶかで服従心が読み取れます。

 

少しだけ音を立てるように子犬の近くに物を落としてみましょう。

 

・びっくりして逃げて近づかない子

・興味を持ち、逃げても戻って確認しに来る子

・動じない子

 

逃げ去るか、動じないか、興味を持つかで恐怖心や神経質、好奇心旺盛かが分かります。

 

子犬を迎える時期は生後2か月過ぎがベスト

ポメラニアンを新しく家族に受け入れる際は、

いつ、親や兄弟から引き離されたかを確認しましょう。

 

ポメラニアンも人間同様に親から愛情を受けるものです。

 

幼犬期の時に親犬や兄弟犬と犬同士コミュニケーションを取っていないと、

犬とコミュニケーションがうまく取れない子に育ってしまうのです。

 

この時期に犬同士で接していないと、

他の犬と上手く遊べなかったり、無駄に怯える、突然噛みつく、威嚇したりと手の負えないポメラニアンになってしまうのです。

 

生後2か月間で、ポメラニアンは色々な事を親犬から教わります。

 

親子で学ぶ期間も必要なので、

生後2か月(8週目以降)以上親と過ごした子犬を選ぶようにしましょう。

 

 

生後2か月経たないのに売りつけてくるブリーダーやペットショップは、

あまり犬の事を理解していません。

 

ポメラニアンをただの商売道具としてしか思っていない為、

きちんと飼育していない可能性があります。

 

子犬選びも、犬の事をしっかり思っているブリーダーから購入しましょう。

 

ブリーダーやペットショップから購入する際は、

きちんとした血統である事を証明する血統書も必ず貰いましょう。

 

ポメラニアンの子犬を選ぶ際は体の大きさはあまり関係ない

ポメラニアンは被毛が多く子犬の頃は身体のサイズは見た目では判断しにくいものです。

 

しっかりと血統書のあるポメラニアンであれば、

親とほぼ同じサイズになるので安心して大丈夫です。

 

子犬の頃、体が大きいと「ポメラニアンらしくない子に育ってしまうのでは」と、

心配しますが子供の頃の大きさは成犬になってもあまり影響しません。

 

子犬の時に抱っこをしてみて、しっかりとカチっとした骨がある子を選ぶ方が重要なのです。

 

目ヤニや鼻水が出ていないかも、健康な子を選ぶポイントになります。

 

熟練したポメラニアンのブリーダーであれば、グローイングボーン(肘の骨)を触るだけで、

将来の大きさが予測できるので相談すると良いかもしれません。

 

子犬の頃と大きさがそのまま成犬時の大きさに影響するのは、耳の大きさと手足の長さです。

 

子犬の頃から耳が大きい子はそのまま成長しますし、

手足の長い子も成犬になればそのまま手足が長い子に育ちます。

 

手足が長い=大きいポメラニアンなわけではないので、心配しなくても良いでしょう。

 

健康的な子犬を選ぼう

ポメラニアンだけに限らず、すべての犬種に言えるのですが、

子犬を選ぶ際、健康的な子を選ぶ事が大切です。

 

外見だけで犬選びをしてはいけません。

 

今は、ネットなどで簡単に犬を買える時代になりました。

 

しかし写真でみただけでは健康な犬かどうか判断出来かねます。

 

心身ともに問題のない子犬を迎え入れる事が大切です。

いくらブリーダーが健康を口頭で保証しても、その後10数年面倒を見るのは飼い主です。

 

写真だけで子犬を選ばず、必ず対面してから選ぶようにしましょう。

 

子犬の頃から小さすぎて軽い犬は、骨や内臓に何かしら問題を抱えている場合があるのです。

 

不健康なポメラニアンは成犬になっても不健康のままです。

 

子犬の頃に、鼻水が出ていないか、目ヤニが多くないか、

お尻も汚れていないかなども選ぶポイントになります。

 

ポメラニアンの子犬は生後2か月で親から譲り受ける免疫が切れます。

 

その頃に5~9種の混合ワクチンを接種します。

 

飼うポメラニアンがワクチンをいつ受ければ良いのかブリーダーやペットショップで聞きましょう。

 

一般的には生後50日に1度、生後80日に1度ワクチンを受けます。

 生後2ヶ月で譲り受ける際は第1回のワクチンは済んでいる事が多いので、

第1回のワクチンは済んでいるか確認しましょう。

 

→犬の混合ワクチン接種費用

 

子犬の性格について

ポメラニアンを迎え入れる際、その子の性格はとても気になるものです。

 

実は、ポメラニアンは子犬の頃からある程度性格は決まっているのです。

 

飼い易い性格は、「落ち着きが有り社交的」です。

 

勿論、子犬期の性格であり、これ以降に受ける感情や体験で性格は大きく変わって行きます。

お利口で誰にでも優しく出来る子に育てるにはとにかく愛情を注いであげる事です。

 

では、子犬の性格について解説して行きます。

 

子犬を見に行く時は出来るだけ広い部屋に置いてもらい反応をみましょう。

 

子犬を見に行った際に、ボールを投げてすぐに追いかけるような子犬は好奇心旺盛です。

 

他の犬と仲良くじゃれ合っている子は、明るい性格と思って大丈夫です。

 

家に連れて帰っても子供達ともすぐに打ち解けて遊びを開始するでしょう。

 

呼んですぐによちよち近づいて来る子も、性格が明るく家族に馴染みやすいです。

 

活発な子ではなく、大人しいポメラニアンを飼いたいのであれば、子犬に手を差し伸べてみて、

一旦躊躇してからよちよちと近寄って来る子が良いでしょう。

 

呼んだ時やボールを投げた時に、1度躊躇するような子は性格が大人しい傾向にあります。

 

ただしこれは生後2ヶ月程度でまだまだ発育途中のケースです。

 

生後2ヶ月と1日と生後2ヶ月と14日では大きな差が出ます。

 

小さい時の成長スピードは非常に早いのです。

 

1日1日で大きく成長するので、2ヶ月と1日の時と2ヶ月と14日の時とでは反応も違ってくるので、

一概にそのままの性格で成長するとは限りません。

 

子犬の頃に飼い主が与えた影響が性格を左右するので、小さいときからダメな事はダメと教えましょう。

 

無駄吠えしない子に育てるには子犬期のしつけが特に大切です。

 

また、子犬に怒りながらしつけると、乱暴な犬に育つ傾向があるので、

頭ごなしに怒りながらのしつけはしないようにしましょう。

 

→褒めて楽しくしつける

 

その他重要な事

子犬選びで重要な事はまだあります。

 

以下の点も注意して子犬を選びましょう。

 

歯の噛み合わせはしっかりしているか

 

オスなら睾丸は2つあるか

 

骨はしっかりしているか

 

目は見えているか

 

耳は聞こえているか

 

 

信頼できるブリーダーから引き受ける際は問題はないのですが、

中には、犬の持病を隠して販売しようとする業者もいます。

 

必ず購入する際は血統書も確認しましょう。

 

血統書が無いなどと言うブリーダーは正規のブリーダーではないので、

いくら安くされても購入しないようにして下さい。

 

血統書を確認すると生年月日が分かります。

 

子犬は時間が経てば経つほど価値がなくなるので、血統書を隠すブリーダーも出て来るわけです。

 

専門的なブリーダーや信頼できるペットショップから購入しましょう。

 

→ポメラニアンの良いブリーダーの選び方

 

購入後のトラブル防止

売り手やブリーダーは子犬を売ってしまえばそれで良いかもしれませんが、

その後一生面倒を見るのは飼い主です。

 

購入後に、

 

・「すぐに命を落としてしまった」

・「病気に掛っていた」

・「成犬になるに連れて容姿がポメラニアンからかけ離れて行った」

 

などのトラブルはブリーダーや売り手と飼い主によく起こります。

 

これらの多くは最初から騙そうとしている悪徳な業者による仕業と言うよりは、

売り手の無責任さに起因があります。

 

子犬購入後のトラブル防止の為にも、以下の確認事項をショップに積極的に求めて、

しっかりと応じてくれるか確認して下さい。

 

1、「購入後すぐに命を落としてしまった場合の保証」

2、「ワクチン接種の証明書」

3、「血統書 および 親犬の性格、写真など」

4、「子犬の生年月日」

5、「子犬の健康状態」

 

上記5つの内一つでも渋って開示しなければ注意が必要です。

 

まとめ

 

子犬について

 

・ポメラニアンは子犬時の身体の大きさ成犬時の姿とあまり関係ない

 

・生後2ヶ月までは犬同士触れ合う事が大切である

 

・第一回のワクチン(生後50日前後)を受けているか確認する

 


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