一緒に暮らしていく中で、
「愛犬の血を分けた子犬を見てみたい」と思う飼い主は少なくありません。
しかし、繁殖というものを安易に考えてはいけません。
母体には当然リスクがあり、
出産時の事故の可能性も否定出来ないからです。
また、一度に複数生まれてくる子犬の貰い手を探すのも簡単な事ではない事も覚えておきましょう。
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犬の繁殖は、純血種を守る事が最も大切です。
スタンダードに沿った、
正しい血統を受け継ぐ事も重視するようにして下さい。
出産を決断する場合には、
トイプードルのプロであるブリーダーに手引きして貰い、
・良い相手探し
・妊娠時のケア
・出産、育児の仕方
などの知識を十分に得てから臨みましょう。
また、初めての出産の場合、
・遺伝性の疾患がある
・小さすぎる
・病気がある
・スタンダードを継承する上で繁殖が禁止されている特徴がある
上記のように、
繁殖にふさわしくない犬や、その犬の負担を考えた場合、妊娠・出産を避けるべき犬がいます。
事実を冷静に受け止め、
あてはまる場合は交配を諦めましょう。
不妊手術をする事に対し、
「体にメスを入れるのは可哀想」といった考え方も根強くあります。
しかし性衝動に支配された状態は犬にとってもストレスです。
その点、不妊手術をすれば1年中穏やかな精神状態で暮らせる事が出来ます。
また、生殖器の予防にもなります。
手術に伴う麻酔のリスクですが、
近代の獣医療の発展は目覚ましく、ほぼ安全と言って差し支えないでしょう。
出産予定の有無を踏まえ、よく考えて選択して下さい。
去勢・不妊手術の金額は、
病院によってばらつきがあります。
手術の方法も複数あります。
だいたいオスは約3万円、
メスも3~4万円くらいが相場です。
(メスの入院が必要になる事もあります)
自治体によっては、費用の一部を補助金で負担してくれるとところもあります。
まず第一に、
性衝動にまつわるストレスを抑える事が出来ます。
具体的には、
・興奮して絶えず落ち着かない
・食欲が落ちる
・マウンティングを繰り返す
・攻撃性が強くなる
このような問題行動を減らす事が出来ます。
「いつの間にか子供が出来てしまった」という、不要な交配を避けられるのも大きなメリットです。
精巣腫瘍、前立腺肥大、会陰ヘルニアなどの性ホルモンに関連する病気にもかかりにくなります。
ホルモンバランスの変化により、太りやすい体質になります。
手術前のよりも、
さらに食餌や運動量をコントロールし、体重管理に気を配る必要があります。
子宮蓄膿症、卵巣腫瘍、乳腺腫瘍といったメス特有の病気を予防する事が出来ます。
これらの病気は命に関わる事も多く、年をとってかかかると治療するにも愛犬の体に大きな負担をかけてしまいます。
多頭飼いの家庭などでは、
望まない妊娠を避けられるのも多きな利点です。
ヒート(発情)の出血を心配する事もなくなります。
オスと同様で、肥満になりやすい体質になります。
去勢したオスは攻撃性が薄れる現症が見られますが、メスについては変化に個体差があります。
いずれにせよ、
性格がきつくなる(男性化傾向)、落ち着くなど性格の変化が起きる事があります。
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