健康で生まれた犬の身体にわざわざメスを入れ事は出来ないと言う飼い主も沢山います。
実際、当サイト「犬のすべて」でも去勢手術をすると言う選択に、賛成かと言うとまだ答えは出ていません。
去勢手術を受けさせた飼い主にその動機を聞くと
・睾丸の病気になった
・体調を崩しあまり長生きできなかった
・生殖器系の病気に何度かなった
・獣医に去勢手術をすすめられた
などの理由が大きくあるようです。
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後程、去勢手術をすると犬はどう変わるかを詳しく説明しますが、
実際に
犬を去勢手術させた飼い主に話を聞くと【去勢手術を受けさせて良かった】と思っているようです。
初めはやはり躊躇したとの事です。
性欲から来るストレスは見ていても可哀想になります。
ドッグランに連れて行ってもメス犬をずっと追いかける時期が何年も続きます。
生後7ヶ月くらいから7歳あたりまでずっとそのような感じが続き、運動を楽しめているのか疑問に思う事もあります。
室内犬は子孫を自分で残す事はできません。
子供を残せるか否かは飼い主が決めているのが現状です。
男性ならわかると思いますがこれらの欲求を解消できずにいるのは辛いものがあります。
一生果たせられないのなら一層の事生まれてすぐに去勢手術によって解消してあげるのも一つの手だと思います。
去勢手術により得るメリットはデメリットに比べて多くあります。
その為、去勢手術をすすめている獣医は多くいるのです。
去勢手術により得られるメリットは、下記の通りです。
・生殖器系の病気になりにくい
・去勢手術をした犬とそうでない犬とでは前者の方が長生きしていると言うデータがある
・マーキングが減る。お家の中でマーキングをしてしまう犬にも有効
・ドッグランなどで気軽に遊べる
・犬が性的な欲求から来るストレスから解放される
・日頃の散歩でもメス犬に特に気を付けなくても大丈夫になる
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このようなメリットがある事を理解しておきましょう。
勿論デメリットもあります。
去勢手術・避妊手術のデメリットは子供を見れなくなる事です。
1度手術をしてしまうと残念ながら、2度と子供が見れなくなってしまいます。
他には肥満になりやすいので去勢手術した犬専用の低カロリーフードに切り替えましょう。
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犬は去勢手術を行う事により、性格に多少影響が出る事があります。
ドッグランが大好きだった子がドッグランに連れて行っても遊ばなくなる事もあります。
このように聞くと「活発だった子が大人しくなって嫌だ」との声が聞こえそうですが、これには理由があります。
去勢手術をした事により、今まではドッグラン内でマーキングとメス犬を追い回すだけを楽しんでいた犬がメス犬にとマーキングによる縄張り意識に興味がなくなっただけです。
ドッグラン内でマーキングもしなくなり、メス犬にも興味を示さなくなったので、落ち着いて過ごせるようになっただけです。
ただ、まれに気に入ったメス犬がいると追い掛け回して上に乗っかろうとする子もいます。
去勢手術を受けたとしても本能に、オス犬としての意識は残ってます。
まとめ
去勢手術を行う事によりメリットは沢山ある。
去勢手術を行った後、どう変化が起きるかは犬に個体差がある。 ※性格などにさほど影響はないように感じられる
デメリットは生殖機能がなくなる事により子供が作れなくなる事。
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