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ダックスフンドのトリミングの仕方

ダックスフンドは自宅でのカットが可能!

ダックスフンドの特徴の一つである、胸や足、おなかの飾り毛は、ショードッグには必要な毛ですが、家庭で飼う際には切っても問題はありません。

 

地面につく飾り毛や顔の輪郭からはみ出る毛は、

切ってあげた方が汚れやケガの予防にもなります。

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ダックスフンドはセルフカットも可能

もちえろんトリマーさんに頼むのOKですが、自分でも切る事が可能です。

 

注意点は、

犬の体にはさみを向けない事です。

 

顔周りを切る時は、犬の舌を誤って切ってしまう恐れがあるにで、絶対にマズルを押さえて口が開かないようにします。

 

舌は一度切ってしまうとなかなか止血出来ません。

 

同じく肉球も血が止まりにくいポイントです。

 

足のカットも気を付けましょう。

 

ダックスフンドの毛のカットの基本

ハサミの持ち方は、

持った手を固定し、親指だけを動かすと軽い力だけで動かす事が出来ます。

 

まず犬にハサミを見せて、

刃物がある事を知らせましょう。

 

次に、マズル(口吻)を片手で握るようにして持ちます。

 

刃先は、犬の顔に対して垂直に向けず、平行に向けるように気を付けましょう。

ダックスフンドの顔周りのカットの仕方

ダックスフンドの顔の毛をカットしよう

 

まゆ毛、ひげ、口周りの毛をカットすると、シャープな印象の顔だちになります。

 

猫と違い、犬はヒゲがなくても大丈夫です。

 

ヒゲがあると野暮ったく見えてしまいますが、カットしてあげるとすっきりとした口元になります。

 

唇を覆っている伸び放題の毛も、

カットしてあげるだけで口の輪郭がすっきりし清潔感を与えます。

 

カット中は舌を出したりすると危険なので、

マズルはしっかりと押さえながら切るようにしましょう。

【1】飛び出たまゆ毛のカット


 

上に向かって伸びている太い毛がまゆ毛です。

 

顔の輪郭から飛び出ている分をカットしましょう。

 

くれぐれも、ハサミを目に向けないように気を付けましょう。

 

大きめのタオルを水で濡らし犬の体を包むと、体の熱を吸い取ってくれます。

  

【2】ヒゲは根元からカット


口が開いて舌を出さないように、

必ずマズルを親指とそれ以外の指で挟んで固定します。

 

シルエットが綺麗にまとまるように、根元から切ってあげましょう。

 

【3】口元のラインを整えます


口元の毛は、伸びすぎると見た目が悪いだけでなく、フードの食べかすやよだれで汚れやすくなります。

 

顔の輪郭に沿って、短く切り揃えましょう。

 

足周りのカットの仕方

足回りの伸びた毛をカットする事は、

汚れ防止はもちろん、床滑りのケガを防ぐ事にも繋がります。

 

パッド(肉球)お間からはみ出た毛を放っておくと、フローリングの床で滑ったりして危ないうえに、足の関節や背骨に負荷がかかって痛めてしまう事もあります。

 

【1】パッドからはみ出した毛をカット


寝ている毛や指の間に隠れている毛を、コームを使って引き出し、根元から逆立てます。

 

はみ出した毛を、

パッドにかからない長さまで短く切り揃えましょう。

 

パッドを傷つけると血が止まりにくいので、十分に注意をしながら行います。

 

【2】足の甲は逆立ててカット


足の甲の毛もパッド同様、

コームを使って根元から逆立てます。

 

伸びすぎているところを確認し、

足の輪郭に沿ってカットしましょう。

 

すきばさみを使うと、自然な仕上がりになります。

 

【3】飾り毛は親指までカット


犬の第一指は(親指)は、

足先から少し上の方にあります。

 

第一指が見えるくらいまで飾り毛を切ると、地面つく事がなく、見た目もすっきりします。

チェック

万が一、パッドを切ってしまった場合、止血剤やガーゼを当てて、

傷口を心臓より高い位置に持っていきましょう。

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おしり周りのカットの仕方

 

おしり周りの長い毛は、トイレの後の汚れがついてしまいがちです。

 

清潔を保てるように、おしり周りの毛をカットしておきましょう。

 

肛門周りはもちろん、しっぽの付け根の毛まで、肛門が見えるようにカットしましょう。

 

しっぽはいつも、肛門を覆うようにかかっているので、しっぽの付け根部分も汚れやすいからです。

 

おしりは皮膚が柔らかくデリケートな部分です。

 

犬が落ち着いていられない場合は、2人がかりで押さえましょう。

 

お手入れが慣れていないうちは、2人でトリミングを行うのが安心です。

【1】まずはコームで整えます


まず、肛門の真上(しっぽの付け根)の毛を3~4cm、コームで下に向けます

 

肛門の真下の毛は、毛の流れに沿って整えましょう。

 

【2】肛門の上下をカットします


コームで下に向けた肛門の真上3~4cmの毛を、カットします。

 

同じく肛門の真下の毛も、

肛門が綺麗に見えるようにカットします。

 

チェック

▼男の子の場合


必ず、生殖器周りをコームで確認してからカットしましょう。

犬の前足を持ち上げて、後ろ足で立たせます。

 

コームで皮膚の表面と生殖器の位置を確認しながら、おしっこがかかりやすい部分の毛をカットします。

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