犬は普段と違う場所に連れて行かれると興奮状態になります。
車から降りた時などは開放感から思わぬ行動を取る事があります。
(急な飛び出し、とにかく吠えるなど)
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普段は言う事を聞く犬でも、外に出ると飼い主の指示に従えなかったり暴れたりする事もあります。
室内で守れるルールでも、
犬は、初めの内は外では守れないと考えた方が良いでしょう。
車から降りる際は、
近くに走っている車がいないか、見知らぬ犬がいないか確認してリードを装着して降ろしましょう。
知らない犬がいる場合は安易に近づけないようにして下さい。トラブルの原因になる事があります。
現地に着いたらまず、水を飲ませ、外でおしっこをさせてあげましょう。
おしっこを我慢させていると犬は落ち着いた行動がとれません。
1回でも排泄をしていればその分心にも余裕が出来ます。
外出に慣れるまで、しつけが出来るまでは宿泊施設やドッグカフェに連れて行かない事もマナーの1つです。
室内でしつけが出来ても外では一切言う事を聞かない場合もあると言う事を覚えておきましょう。
室内でしつけが出来るようになったら、同じ事を公園や、人や犬が多いドッグランでも試してみて下さい。
上手く行えれば外出しても大丈夫です。
宿泊施設に出向いた際、思いがけない場所で粗相をしてしまう場合があります。
おしっこをふき取るシートや消臭スプレー、糞を始末するティッシュやポリ袋、などを用意しておきましょう。
宿泊施設での粗相は施設の従業員も大抵は慣れています。
もし粗相(そそう)があった場合は出る時に素直に報告しましょう。
余程の事が無い限り、綺麗に後片付けが出来ていれば大丈夫です。
背丈の低い小型犬を人が多い場所に連れて行く際は、
踏まれないか充分注意しましょう。
人が多ければ多い程、足元は見え辛くなってしまいます。
踏まれて愛犬が怪我をしてしまいトラブルにもなり兼ねません。
また、人の脚が怖くて急に噛みついてしまう犬も中にはいます。
愛犬の危険は飼い主が守ってあげて下さい。
まず、リードを短く持ち、自分から距離を取らない事。
そして出来れば人ごみは歩かせずに抱っこかドッグキャリーバッグに入れてあげましょう。
ペットカートに乗せるか折り畳み式ペットキャリーバッグも有効です。
カートに乗せる際は、
犬が飛び出さないように飛び出し防止にリードを付けてリードは飼い主がしっかり握っておきましょう。
気に入った犬がいた場合はカートから飛び出してしまう子もいます。
お花見などに行くと食べ物を打っているお店が沢山並んでいます。
出店が多い場所に犬と行く時は特に「拾い食い」に注意して下さい。
出店がある場所に犬と出掛ける時は、
犬は下を向きながら歩き、常に食べ物を探していると思った方がよいでしょう。
犬の嗅覚は鋭いので美味しそうな臭いがすると敏感に反応し食べ物を探し始めます。
お花見でお花や景色に夢中になるのも良いですが目を離すと何をし出すか分からないのが犬です。
犬の安全を第一に考えてあげて下さい。
また、犬をどこかに縛って少しの間でも、犬と離れる事をしないでください。
犬の盗難に合う事もあります。
盗難防止のリードを付けていても人気のある犬種は盗難に合う被害が報告されています。
一番の対策は飼い主が目を離さない事です。
また、迷子にも気を付けましょう。
犬の居場所をGPSでお知らせしてくれるサービスもあるのでそれを使用するのも有効でしょう。
他には首輪に電話番号を書いておく、
洋服に刺繍を入れておくなど様々な手段があります。
首輪に電話番号を書いておくと親切な人は連絡をくれるので有効な手です。
出掛先でもしかしたら登録制のドッグランや、ドッグカフェに入る事も有るかもしれません。
狂犬病予防注射や混合ワクチンの証明書が必要な事もあるので出かける際は持ち歩くと良いでしょう。
他には不測の怪我に備えて救急キットも持ているとなお良いです。
犬とお出かけすると言う事は人が多い場所だけではなく、
犬も沢山集まる場所に行くと行く事になります。
多くの犬が集まれば健康面で何が起こるかわかりません。もし、伝染病を発症している犬と触れ合えばたちまち感染してしまいます。
逆に自分の犬が病気に掛っている場合はたちまち周囲の犬に感染させてしまいます。
狂犬病予防注射、混合ワクチンを打っておくのは勿論、その他にも、ノミやダニ、フィラリア予防も行っておきましょう。
出掛ける際には犬の体調を良く観察してから出掛けるようにして下さい。
発情期になってしまったメス犬の場合は外出を控えましょう。手数料は掛る場合もありますが宿泊施設もキャンセルに応じてくれるはずです。
発情期の犬を外出させると他の犬の迷惑になってしまう事も覚えておきましょう。
妊娠中の犬も同様に体の負担になる為あまり遠出はしない方が良いでしょう。
世の中の人すべてが犬を好きとは限りません。
「自分の犬はこんなに可愛いし絶対噛まないから誰にでも近づけても大丈夫」と思うのはやめましょう。
犬が大の苦手と言う方も沢山います。
どんなに可愛い子犬でも、
過去に噛まれた経験や追いかけられた経験があるとそれがトラウマになり犬が怖いのです。
知らない人とすれ違う際や、近づく場合は犬を他人から放し、
犬と相手の間に自分が立つようにしてすれ違いましょう。
公共の場で犬を放し飼いにする事はマナー違反になります。
ノーリードが認められているのは犬を自由に遊ばせる事が出来るドッグランなどの一部の施設だけです。
トラブル防止の為にも、一歩外に出れば犬嫌いの人もいる事を忘れずに行動しましょう。
まとめ
出先で注意する点
・出掛ける際に必要な物
おっしこをふき取るシーツ
消臭スプレー
糞を始末するティッシュ
ポリ袋
・人ごみが多い場所で気を付ける事
踏まれないように注意する
犬が他人を噛みつかないように注意する
カートに載せたり、キャリーバッグに入れるのも手
・出店が多い場所では
・拾い食いに注意する
・犬と離れると盗難の危険がある
その他注意
・狂犬病予防、混合ワクチン注射など証明書は持ち歩いた方が良い
・犬嫌いの人を思いやるマナーを持とう
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