犬と出掛ける際しっかりとしっておきたいマナーがあります。お出掛けスポット探しや宿泊施設探し、犬の遊び場を探す前にもっと大切な事があります。ここでは【犬連れのマナー】を解説して行きます。簡単なようで難しいのが犬との外出です。

公共の場での鉄則

(他の犬とトラブルになる事ないよう遊ばせよう)
(他の犬とトラブルになる事ないよう遊ばせよう)

犬と出掛ける際に、忘れてはならないマナーは犬に

 

・「吠えさせない」

・「咬ませない」 事です。

 

これは犬とお出掛け出来るようになる前の基礎です。

 

可愛い愛犬はどこにでも連れてまわりたいものです。

 

しかし中には「犬が苦手」、「犬が怖い」と思っている人も多くいます。

 

そのような人は、犬に「ワンっ!」と吠えられただけでも萎縮してしまうのです。

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公共の場で注意する事

(犬を公共の場に連れて行く場合に注意がいくつかある!)
(犬を公共の場に連れて行く場合に注意がいくつかある!)

例えどんなに小型の犬や可愛い顔している大人しい犬でも

 

近寄られるだけで怖がる人は公共の場には多くいる事を忘れないでおきましょう。

 

幼い頃、犬に一度でも噛まれた事がある人は犬が苦手になっている事もあります。

 

ポメラニアン・チワワ・プードルのような

小型犬に限っては飼い主が溺愛すると、飼い主への依存心、独占欲が強くなり

飼い主へ近づく人を威嚇するようになります。

 

こうなると、人に対しても見知らぬ犬に対しても飼い主へ近寄って来る人全てに

嫉妬心から、低い声で唸り声をあげたり、吠えたり、最悪の場合噛みつきに行く事があります。

 

このような犬の威嚇行為は

公共の場では多くの人にとって迷惑となるのでしつけをしっかり行っておきましょう。

 

この時大きな声で叱ると犬は「飼い主に構って貰えた」「僕(私)が他の人(犬)を飼い主から遠ざけてあげた」

と勘違いを起こし、興奮する傾向にあります。

 

次回同じ事が起きても反復行動を取ります。

 

犬がいけない事をしたら

威圧感のある低い声で「ノー」とぴしゃりと言い放ち制止すると良いでしょう。

 

公共の場でマナーを守れる犬に育てるポイントは

 

子犬期から愛情を持って育てるのは勿論、時には淡々と程良い距離を保って育てて行く事です。

 

次いで上手な犬の育て方を紹介します。

 

犬を上手に育てるポイント

(子犬の頃の育て方が鍵となる)
(子犬の頃の育て方が鍵となる)

〈1〉7~8週齢(生後1ヶ月半~2ヶ月)までは親や兄弟犬と遊ばせる


 

子犬は親犬、兄弟犬を通じて、犬同士のマナーを学びます。

 

例えば、不要な喧嘩はしない、犬同士傷つけ合わない、犬は犬である(人とは違う生き物である)。

と言ったような事を学んでいきます。

 

この7~8週齢以前に親犬や兄弟犬から離して人の家庭に迎え入れてしまうと

 

犬同士のマナーが学べずに将来、様々な問題が生じやすくなってきます。(他の犬を受け入れなくなる等)

 

この事からも犬を家庭に迎え入れる際は、親犬、兄弟犬としっかりと触れ合って来た犬を選ぶようにしましょう。

 

〈2〉社会化期(生後3~12週齢)の過ごし方を大切にする


犬は生後3~12週齢の間に社会の様々な事を知ります。

 

例えば、この世には多くの人がいる。バス、電車、自動車、自転車がある、

外の世界では騒音がする。自分とは異なった犬種がいる。など

 

この時期に町中や公園、人混みに慣れさせてあげれば話は早いのですが

 

まだワクチンが安定していません。この時期は2回目(3回目の場合もあり)のワクチンが済んだ頃です。

その為、外に連れ出して良いか微妙な所です。

 

なるべくキャリーバックか抱っこしてでも外に出してあげると良いでしょう。

ずっと家の中に閉じ込めておき、家族としか過ごさないのが一番ダメです。

〈3〉愛犬になめられない。尊敬される飼い主になる


犬を散歩で外に連れて行った時に常に愛犬の思い通りに行動させると舐められてしまいます。

 

時にはしつけを行ったり、犬のいけない行動を「ノー!」もしくは「ダメ」とぴしゃりと静止しましょう。

 

愛犬に対しパニックを起こさず常に冷静で落ち着いてる姿を見せれば尊敬されます。

 

勿論、沢山遊んであげてご飯もしっかり与え犬に愛情を持って接している事が大前提になります。

 

愛情を持って接してくれない飼い主には犬は尊敬をしません。

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〈4〉叱るときは低い声でぴしゃりと制止する。それ以外は不要


時に犬はいけない行動を取る事がありますが、

 

この時に 

「大声で怒鳴る」、「ぐちぐちと小言を言う」などはしないようにしましょう。

 

「体罰を与える」なんて事はもってのほか。

 

犬がいけない行動をとったら、現行犯でただ一言「ノー!」or「ダメ!」と低い声で止めさせましょう。

 

犬も何がいけなかったのか理解して改めるはずです。

 

〈5〉愛犬の言葉に耳を貸す


 犬は体を使って話をします。

 

この体を使った言葉をカーミングシグナルと言います。

 

カーミングシグナルは所謂犬語です。

これをしっかりと理解してあげれば犬とのコミュニケーションがより円滑になります。

 

カーミングシグナルは現在何種類も見つかっています。

 

「あくびをする」「伸びをする」「体をブルブル震わせる」なども実はカーミングシグナルで時と場合によっては意味を持ちます。このように犬の行動は様々な意味を持っているのです。

 

カーミングシグナルについては以下を参考にしてみて下さい。一通り理解しておく事をお薦めします。

まとめ

 

犬を公共の場で上手く扱うには

 

吠えない

咬まない

 

上記2点は外出する際の大前提になる。

上手くしつけが行かない場合は子犬期の過ごし方に問題がある場合もある。

 

どうしても外に出ると興奮して吠えたり、攻撃性が上がる場合はしつけ教室を頼るのも1つの手。

 

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