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BARF(バーフ)ダイエットとは

(BARFダイエットは骨や生肉、野菜を犬に食べさせる事)
(BARFダイエットは骨や生肉、野菜を犬に食べさせる事)

BARFダイエットについて聞いた事がある方もない方もいると思います。

 

日本ではまだあまり浸透していません。

 

BARFダイエットとは、Born and Row Foodの略です。これは訳すと骨と生肉や野菜を食べましょうと言う意味です。

 

どのようなダイエット方法なのか詳しく見てみましょう。

 

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BARF(バーフ)ダイエットは誰が発案したの?どうやるの?

(野菜もお肉も骨も食べる!?)
(野菜もお肉も骨も食べる!?)

発案者はオーストラリア出身の「ビリングハースト博士」です。

 

「ビリングハースト博士」の考え方は至ってシンプルですが的確です。

 

犬の祖先はもともと生肉と骨で健康に、強くたくましく育ったので

現代の犬もその通りに食べさせて健康になろうよ。

 

と言う物です。

 

BARF(バーフ)ダイエットについて少し分かって来て頂けたかと思います。

 

次に

BARFダイエットの方法を見てみましょう。

 

 

簡単に説明すると、犬に与える食事量をバランスよく割り振って行きます。

 

1日の食事量をバランスよく

・60%を骨・生肉・魚

・15%を野菜

・5%を果物

・5%を乳製品

・5%を内蔵

 

合計90%を食事で摂取します。

 

上記の成分を1日でまかなうのがBARFダイエットです。

 

 

残りの10%は間食(おやつなど)です。 

 

 

このダイエット方法には向き、不向きの犬がいます。

 

中にはお腹を下す犬も...

 

愛犬がBARFダイエットが可能かどうか獣医に相談してみましょう。

 

 

注意!!

ここで注意点あります。

 

生肉を与える際はスーパーやコンビニで買ってきた物は与えない様にしましょう。

 

 

寄生虫や食中毒を起こす事があります。

 

BARF食を自分で作る際はきちんとした知識が必要になります。

 

もし自宅で実践する場合はネット通販などでミンチ状の冷凍肉が売っているので

それらを試してみるのも良いかもしれません。

BARF(バーフ)ダイエットのメリット

・生肉は、犬に必要な栄養素である、酵素、ミネラル、ビタミン、脂肪酸、タンパク質がバランスよく摂取できる

 

・生食をする犬は、虫歯になりにくく、口臭を防ぎ、丈夫な歯に育つ

 

・生食をする事でエネルギーが溢れ健康的な犬に育って行く

 

・犬本来は生肉を食べていた動物であるため、これを続けて皮膚炎やその他の慢性疾患にかからなくなったと言う報告が上がっている

 

・ドッグフードの成分(特に肉)は何が使用されているか分からず不安もあったが手作り食では安心感がある

 

・タンパク質を摂取する事で毛の艶、毛並みが良くなる

 

・筋肉、骨を健康で丈夫な状態にする

 

・犬に必要な酵素、ミネラル、必須脂肪酸、カルシウムとバランスのとれた栄養分が、頑丈な身体をつくる

 

・生食に切り替える事により栄養が行きわたり腸を通常に戻し便の量と臭いが減少される

 

BARF(バーフ)ダイエットのデメリット

・調理方法が手間で難しい。

 

・知識がないと調理ができない。

 

・スーパー等で購入する生肉は与えられない(寄生虫などの問題)専門店から取り寄せる必要がある

 

・品質が良い肉、骨を選ぶ事になるので値段が高くなる

 

与えるお肉について

BARF(バーフ)ダイエットで使用する肉を挙げてみましたので参考にしてみて下さい。

 

チキン

(脚、背中、首、翼):生食では一番使用される肉

 

豚肉(ポーク)

コストも安価で皮膚や内臓の働きを良くしてくれる

 

骨を食べる事によりカルシウムが摂取できる。カロリーも少なくタンパク質が多いのでダイエットにすすめられている

 

七面鳥(翼、首)

家庭では一般的ではないがタンパク質がしっかり摂れるので健康維持に優れている

 

牛肉(ビーフ)

鉄分も多く高タンパク質。活発で運動量の多い犬には与えておきたい肉

 

カンガルー

低カロリーで高タンパク質なのでダイエットでよく使われる

 

(ラム)

体温を高める効果もあり冬場に寒さに弱い犬に与える。

皮膚をきれいに保つ効果があるので皮膚が弱い犬に与えたい

 

ウサギ

低カロリーであるがタンパク質も摂取できる。BARFダイエットにはよく使われる

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骨はそのまま与えても大丈夫なのか

(生肉に付いている骨を犬にあげても平気?)
(生肉に付いている骨を犬にあげても平気?)

カルシウムを摂取する事は犬にとって大切です。

 

生肉についている骨はそのまま与えても問題ありません。

 

しかし調理されている骨を与えると、割け易く喉に刺さる場合があるので注意しましょう。

 

 

鶏肉、七面鳥、豚の骨、魚の骨は調理すると割け易くなるので与えない事!

そのまま与えられる骨は下記の通りです。

 

牛カルビ

 

子羊のリブ 

 

手羽先

 

チキンの脚

 

七面鳥

 

豚の首や足

 

 

骨を与える際は注意点があります。

 

凍らせてある骨は絶対に与えないようにしましょう。

 

凍結された骨は非常に固く噛んで砕くことが出来ません。

歯が折れてしまう事があります。

 

 

犬は骨を見せると興奮してかぶり付くので瞬間的に歯を傷める事となります。

 


まとめ 

 

・BARF(バーフ)ダイエットは、オーストラリア出身のビリングハースト博士が提唱しているダイエット

 

・犬は元々生肉や骨でたくましく育ったと言う理論から生まれた食事法

 

・メインは生肉と骨で摂取

その他に野菜等を取り入れている

 

・賛否両論あるが動物本来の自然に近い食事法なので認められている

 

・生肉はスーパーなどで買わずに(寄生虫などの問題がある)通販などの物を利用する。

ある程度の知識が必要になる

 

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