トイプードルは抜け毛が少なく比較的お手入れが楽な犬種だと思われがちです。
しかしブラッシングはもちろんその他のケアも、他の犬種
と同じようにこまめに行う必要があります。
ここでは沢山あるケアの中から、被毛以外の最も大切な3つのケアについて紹介します。
きちんと学び、習慣にしましょう。
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地面に直接触れるパッドは、
最もケガをしやすいパーツです。
意識して見てあげないと、飼い主の目にはなかなかふれにくいでしょう。
散歩から帰ったら、
・小石が挟まっていないか
・ガラスなどを踏んで出血していないか
これらを確認しましょう。
汚れていた場合は、足だけでも洗ってあげます。
また、爪が伸びているとパッドの裏に食い込むので、伸びてきていたらその都度切るようにしましょう。
散歩から帰ったら、コットンに水を含ませて目の周りの汚れを拭きとりましょう。
異物が入っていないかも確認し、
入っていた場合は目薬で洗い流します。
トイプードルは涙やけの子も多くいます。
病院で治療を受けながら、家でもお手入れをしましょう。
片手でしっかりと顔を包み込み固定して、もう片方の手でぬぐいます。
ただし子犬に無理強いは禁物です。
嫌がった時点で辞めて、
少しずつお手入れに慣らしていきましょう。
トイプードルは垂れ耳で耳の中に毛が生えやすい犬種なので、
耳をめくり、コットンなどで耳の汚れを取ってから、綿棒にイヤーローションを垂らして耳の穴を拭きましょう。
また、月に1回は耳の入口付近の毛を鉗子で抜きましょう。
鉗子は耳の中の皮膚にぴったりと付けて、少しずつ抜くようにします。
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毛量の多いトイプードルは、
ついシャンプーをサロンに任せがちです。
サロンばかりに頼りがちだと、どうしても期間が空いてしまいます。
自宅でまめに洗ってあげれば、
洗いずぎは皮膚に負担がかかるので、月に2回のペースを目安としましょう。
子犬の場合は、
まず、洗う前にコームで全身をとかします。
トイプードルはいくらルーツが水猟犬といっても、最初からシャンプーが得意な子はいません。
なるべく静かに、手際よく行う事が大切です。
シャンプーの後はタオルで水気をしっかり取ってから、ドライヤーで乾かします。
乾かし残りがあると、
体調をくずしたり皮膚病を招く事もあるので、しっかりと毛を起こし根元から風を当てて下さい。
最後に耳の中も毛を抜いて、綿棒で拭いてあげましょう。
水温はぬるま湯に設定し、
まずは足の先から濡らし、徐々にボディ、頭を濡らしていきます。
飛び出してくる水で怖がらせないように、シャワーヘッドは犬の体に密着させましょう。
慣れないうちはシャワーのお湯を直接当てずに、スポンジにお湯を含ませて濡らしていくのも良いでしょう。
足の付け根やお腹など、目が届きにくい所はとくに洗い残しのないよう気を付けましょう。
トイプードルの被毛さ、最大の魅力です。
しかし、もつれやすいという弱点があります。
その為、まめにお手入れをしないと毛玉ができ、全身ぼさぼさのみすぼらしい姿になってしまいます。
しかし、手をかければかけるほどに見違えるほどゴージャスな輝きを放ちます。
最もお手入れのしがいがある犬種なので、日々のケアに努め、誰にでも愛されるお洒落犬を目指しましょう。
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