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しつけのノウハウ

ポメラニアンのしつけ方法

ポメラニアンと一緒に暮らすにはしつけは絶対に必要になります。ここではポメラニアンを上手にしつける方法を解説して行きます。

ポメラニアンは頭が良いのでしつけは比較的簡単に行える

簡単に行える

ポメラニアンのしつけは比較的簡単です。

元々頭の良い犬種なので飼い主の言う事を理解しようと努力してくれます。

 

性格も甘えん坊な為、しつけをクリアして褒めてもらう事を知れば、もっと褒めて貰いたくてしつけをこなそうとします。

 

ポメラ二アンのしつけで一番大切な事は、ご褒美を与えて、思い切り褒めてあげる事です。

褒めて楽しくしつければ自ずと良い子に成長して行きます。

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ポメラニアンのしつけの基本

しつけの基本は

 

・「トイレの場所」

・「お座り」

・「待て&よし」

・「おいで」

・「無駄吠え」この5つになります。順番に見て行きましょう。

 


トイレのしつけ方

 

犬にトイレのしつけをするのは根気が必要だと思いがちですが、意外とすぐに理解してくれます。

 

まずトイレをする場所を覚えさせるのです。 

 

手順は、排泄を常に見ている→他でトイレをしたら怒る→トイレで出来たら褒める

これだけです。順番に見て行きましょう。

 

1、トイレにあらかじめ、愛犬のおっしこの臭いを付けておきましょう

 

2、家の他の場所でおしっこをしたらトイレに連れて行き、トイの中でできたら思いっきり褒めてあげましょう。

 

3、自分から出来るまで何度も何度も失敗すると思いますがその度にトイレに連れて行きトイレについた自分のおしっこの臭いをかがせましょう。

 

この3つの繰り返しでトイレのしつけは1週間もあれば完璧にできるようになります。

 

これでもできない場合は他の方法があります。それも紹介しておきます。

 

子犬は排泄時間がとても短いので、これを利用します。

1、まずゲージにトイレを引いておきます。

 

2、そして2時間に1度、ゲージの中に入れておきます。

 

3、そしておしっこが出るのを待ちます。

おしっこが出たら褒めて出してあげます。

この時ゲージの中で飽きないようにおもちゃなどを入れておきましょう。

 

おしっこが出来たらご褒美を与えて褒めましょう。

 

また2時間程経ったらゲージに閉じ込めます。

 

そしておしっこをしたら褒めてあげる。

 

この繰り返しですぐにトイレのしつけは完了します。

 

子犬は2時間に1度のペースでおしっこをしますのでそれを逆手に取るのです。

おしっこが出来たら褒められると言うのを理解してもらいます。

 

更に詳しく知りたい方は他の記事もあわせて読んで下さい。

 

→子犬のトイレのしつけ方

 

→【短期集中】犬のトイレのしつけ方

 


お座りのしつけ方法
お座りのしつけ方法
お座りのしつけ方

 

オスワリは比較的簡単にしつけることが出来ます。

 

まず愛犬の前にお菓子(ご褒美)を持って行きます。

 

そして「オスワリ」といいながらお座りの姿勢にさせます。

できたら思いっきり褒めてお菓子をあげる。

そしてもう一度同じことを繰り返します。この繰り返しです。

 

順番に見て行きましょう。

 

1、犬にお菓子を見せて目の前に持って行く

  

2、「オスワリ」と言いながら手の平を犬の頭の上の方に持って行く

 

3、こうすると頭が上がり、腰を下ろすと楽な姿勢に自然となります

 

4、オスワリの体勢になったら「ヨシ」と言い褒めながらお菓子を与えます

 

5、この繰り返しを行う

 

6、もしどうしてもオスワリの体勢にならない場合は「オスワリ」と言いながら、腰を地面につけてあげる。

オスワリの体勢になったら褒めてあげます。

 

これの繰り返しで比較的早く覚えます。

 

→スワレ

 


待て&良し

 

これも愛犬の前にお菓子を置き、「マテ」と掌で愛犬にお菓子を食べさせない合図をします。

 

始めは「待つ」意味がわからずお菓子に一直線に向かってきますが食べささないでください。

 

「ヨシ」と言う際は、手のひらを下げましょう。

 

この繰り返しで「待て&良し」はすぐに覚えます。順番にみて行きましょう。

 

1、お菓子を犬の前に置きます。もしオスワリが出来たらその体勢で待たせます。 「マテ」と掌を犬の前に挙げ、お菓子を食べさせるのを阻止します。

 

2、初めは5秒程待たせます。

 

3、「ヨシ」と言い掌を下げお菓子を食べさせます。

 

4、出来たら褒めてあげます。褒める際は頭を撫でたり体をさすってあげましょう。

 

5、2番の待たせる時間を徐々に長くして、長く待てるようにしましょう。

 

→マテ

 


オイデのしつけ方

 

オイデは犬を呼び戻すしつけの事です。

 

「オイデ」と呼び床を軽くとんとんと叩くか、手を叩き呼び戻します。

飼い主の元にきたらお菓子をあげるか褒めてあげます。

 

最終的には声のみで呼び戻す事が出来るようにします。

 

これの繰り返しにより、

 

「おいで」=「可愛がってもらえる」か「お菓子を貰える」と認識させます。

  

「オイデ」と呼ばれれば飼い主に何か良い事をしてもらえると認識させる事が大切です。

順番に見て行きましょう。

 

1、オイデ=良い事が起きる。と犬に認識させます。

嫌な事が起きる時に「オイデ」は使ってはいけません。

歯磨きやシャンプーなど犬が嫌いな事をする時に使ってもダメです。

 

2、犬にお菓子などを見せる前に「(愛犬の名前)+オイデ」と呼びお菓子を見せます。

 

3、来たらお菓子を与え褒めます。

 

4、犬はお菓子が大好きなのでお菓子を見ただけで飛んでくるはずです。

  

5、次いでお菓子なしでオイデと呼びます。きたら頭を撫でたり褒めてあげて、遊んであげて下さい。

 

6、この繰り返しで「オイデ」=楽しい事と認識するのです。

 

ポイントは叱るときや、愛犬が嫌がる事をする時に「オイデ」使わない事です。

 

→オイデ

 


無駄吠えのしつけ方

 

ポメラニアンが無駄吠えをしたら「ノー」と言い叱ります。

 

この時、頭を叩いてはいけません。犬に見えない様に軽くお尻を叩くか音で脅すようにしましょう。

 

無駄吠えすると何か怖い事が起きると認識させることにより無駄吠えをしなくなります。

 

これの繰り返しで無駄吠えをしないポメラニアンに成長して行きます。

 

順番に見て行きましょう。

 

1、犬が知らない人などに吠えたらオスワリをさせるかフセをさせて吠えさせないようにします。

 

2、もし吠えたら犬が見てないところで大きな音を出すか、水をかけたりして天罰が起きるようにします。

 

3、無駄吠えする=嫌な事が 「なぜか」 起きる。と思わせれば無駄吠えをしなくなります。

 

ポメラニアンは無駄吠えが多い犬種です。

 

元々警戒心が強く臆病なので知らない犬や人が来ると吠えてしまうのです。

 

無駄吠えについての「天罰式しつけ」は次で説明します。 

無駄吠えには天罰式しつけが効果的

ポメラニアン(他の犬も)に怒るときは、飼い主が手を上げたり怒鳴ったりしてはいけません。

 

飼い主がポメラニアンに見えるように脅したり、怒鳴ったりすると、「飼い主=起こる人」になってしまいます。

 

ポメラニアンは単純なので、飼い主がいない所なら怒られないと思ってしまうのです。

これでは、目を話している隙にいたずらをするようになってしまいます。

  

ではどうするか?

天罰式しつけをすれば良いのです。悪い事をすると天罰が下る。と思わせるのです。

 

ポメラニアンが吠えたら、飼い主に怒られるわけではなく、

嫌いな水が降ってきたり、嫌いな音が鳴ったりすればポメラニアンは

 

「吠える=嫌な事が起きる(天罰)」 と思います。

 

無駄吠え防止の首輪が売れている理由は、吠えると犬が嫌いな不快な音が首輪から出る為です。

 

これは天罰式しつけに沿っています。

 

愛犬に怒る際は、犬が見ている所で怒鳴ったりぶったりしても効果が無い事を念頭に入れておきましょう。

 

無駄吠え防止グッズで1発でしつけるのも手

ワンブル↓

無駄吠えをしたらリモコンで犬が嫌な音を発する首輪が売っています。

これらの道具で無駄吠えをしつけるのが一番手っ取り早い方法でもあります。

注意したいのは、安物を買うと

ポメラニアンに有害な音や電気を発する場合があります。

 

1万5,000円~2万円程度のしっかりした物を選びましょう。

犬のしつけは何か月までに行うのが良いのか

生後半年までにある程度のしつけが出来るようにしておきましょう。

 

しつけは成犬よりも子犬期から覚えさせる事が大切です。

 

と、言ってもしつけの前にする「しつけ」があります。

 

このしつけとは何かと言うと、オスワリ・マテ・フセなど以外の最も初めに行うしつけの事です。

 

これらは生後半年前までに完璧にしておいて下さい。

 

初歩のしつけ

 

・どこを触っても嫌がらない

 

・噛まない

 

・知らない人に唸らない、吠えない

 

・爪切り、歯磨き、シャンプーに慣れる

 

上記4点は成犬になると治らなくなります。

 

子犬期の頃に完璧に慣れさせましょう。

 

特に「噛みつかない事」は犬としての基本です。

 

子犬期は甘噛みと言う行為をしますがこれは歯の生え変わりで痒くなるため

飼い主の指などを軽く噛む場合があります。甘噛みはさせてあげましょう。

 

しかし、

威嚇行為や恐怖心から来る反抗心で、知らない人が手を出して来たら噛む行為は

はじめの内に完璧にしつけておきましょう。

 

子犬の頃から知らない人に多く触れさせる事でこの行為は無くなります。

 

勿論、知らない人に恐怖心を与えられてしまうと、

他人は怖い者と認識して常に唸ったり威嚇したりする犬になります。

 

他人に触ってもらう時は、犬に慣れている人に協力してもらいましょう。

 

子供は、犬に対してしつこくしたり尻尾を引っ張るなどをする事があります。

 

これらの行為をされると子供嫌いの犬に育ってしまうので注意が必要です。

 

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しつけが有る程度進んだら色々な物・事に慣れさせましょう

しつけが有る程度済んだら次は色々な物や事になれさせましょう。

 

狂犬病予防や混合ワクチンが終わっていない子犬でも外にでて、

車や自転車、散歩している他の犬を見せるなどは大切な事なのです。

 

これを犬の社会化と言います。

この社会化が上手く行かないと、極度に人を怖がったり、自動車の騒音に怯えたり ドッグランでは犬と遊ばず飼い主のみと遊んだりしてしまいます。

小さい頃から社会を見せてあげる事で自分の世界を知る事になるのです。

 

 →様々な事に慣らせよう

 

しつけの社会化の時期

犬の社会化は早めに行いましょう。
犬の社会化は早めに行いましょう。

ポメラニアンは顔も可愛く、フワフワで愛嬌のある外見をしています。

可愛いので散歩をしていて、知らない人も近寄って来ると思います。

 

この時、突然噛みついたり、唸ったりしないようにしなければなりません。

これは全て【ある時期】にしつけをしているか否かで、対人関係や他の犬との関わりに影響してくるのです。

 

社会化

何でも無理なく吸収する時期です。

犬が人や他の犬とどう接していけるかが来まる時期でとても大切です。

主に犬社会のルールを学びながら、人間社会のルールに適応して行きます。

 

この時期に人や犬に慣らせないと臆病な犬や乱暴な犬になってしまいます。

この時期に受けた感情などで犬の性格形成に大きく影響します。 

犬の社会化の期間・・・生後3週間~12週間

この時期に犬の性格形成が決まると言う事を頭に入れてしつけを行って下さい。

まとめ

 

・しつけには順序がある。簡単な物から行う

 

・天罰式のしつけを覚えておこう

 

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