必要なカロリーは大型犬と小型犬では異なります。
動物に必要なカロリーは
地表面積に比例します。
簡単に言うと体の大きさに左右されると言う事です。
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大型犬ほど体重当たりの体表面積は小さくなるのでカロリー消費が小さくなります。
また、寒い地方の小動物はカロリーを消費しやすくなります。
体温を保つために食べ物を食べ続けているのはこの為です。
必要なカロリーの計算法はあくまで指標となっています。
厳密に言えば、身体の骨密度などにより差が出てきますが、
ほとんどの犬のダイエットには役立つので
一度愛犬の1日に必要なカロリーを調べてみて下さい。
公式に当てはめれば簡単にその犬に合った必要なカロリーが計算できます。
生後1年の「体重」を公式に当てはめるので、
その時の体重が分からない場合は、
動物病院で健康診断を行っているはずなので、
そこの獣医さんが控えていると思います。
聞いてみると良いでしょう。
「平均活動係数 × 体重(1歳時)の0.67乗」
|
これが1日に必要なカロリーの計算方法です。
1.活動量の少ない犬=86 (普通はこれは使用する)
2.平均的な活動量の犬=99
3.活動量の多い犬=132
4.より活動量の多い犬=160
|
通常の犬はこの「86」を使用してください。
現代の犬は、活動量が少ないです。
散歩ペースで言うと1日1~2回、土日はドッグランで遊ぶ程度です。
2.平均的な活動量の犬=99
これは毎日走りながら1日2回~3回運動をしているような犬の事です。
3.活動量の多い犬=132
これは山奥や土地が広くて自由に走り回れる環境にいる犬の事です。
現代では、よほど山奥に行かないといません。
4.より活動量の多い犬=160
これは狩猟犬や自分で狩りをしているような犬、もしくは特殊な訓練を受けているような犬です。
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体重(キロ) | 0.67乗 |
1 |
1.00 |
2 | 1.59 |
3 | 2.09 |
4 | 2.53 |
5 | 2.94 |
6 | 3.32 |
7 | 3.68 |
8 | 4.03 |
9 | 4.36 |
10 | 4.68 |
11 | 4.99 |
12 | 5.29 |
13 | 5.58 |
14 | 5.86 |
15 | 6.14 |
16 | 6.41 |
17 | 6.67 |
18 | 6.93 |
19 | 7.19 |
20 | 7.44 |
21 | 7.69 |
22 | 7.93 |
23 | 8.17 |
24 | 8.41 |
25 | 8.64 |
26 | 8.87 |
27 | 9.10 |
28 | 9.32 |
29 | 9.55 |
30 | 9.76 |
31 | 9.98 |
32 | 10.20 |
33 | 10.41 |
34 | 10.62 |
35 | 10.83 |
36 | 11.03 |
37 | 11.24 |
38 | 11.44 |
39 | 11.64 |
40 | 11.84 |
例として
体重2キロのポメラニアンで1日に必要なカロリーを調べてみましょう。
【体重は2キロ】 【平均活動係数は86】 【0.67乗は1.59】です。
86×1.59=136.74カロリーが1日に必要と言う事になります。
1日に必要なカロリーが分かると、
あとは今与えているドッグフードのカロリーを確認する事です。
パッケージの裏に大抵100gあたりのカロリーが書いてあるはずです。
意外に犬はカロリーを必要としていない事がわかるはずです。
知らず知らずに必要以上のカロリーを与えており肥満化させてしまっている飼い主も少なくありません。
今一度愛犬の体重管理を考えてみましょう。
・1日に必要なカロリーは大型犬と小型犬では異なる
・小型犬の方が消費カロリーが大きい
・1日に必要なカロリーは公式により算出できる
「平均活動係数×1歳時の体重の0.67」
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