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ダックスフンド(ミニチュアやカニンヘン)の夏の過ごし方を解説!
特に熱中症や脱水症状から防ぐ方法はしっかりと覚えておきましょう。
犬は暑さが大の苦手です。
万が一熱中症が原因でぐったりしてしまった時の応急処置を5つを紹介します。
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人は炎天下にいると脱水症状や熱中症を起こします。
特に子どもは熱中症や脱水症状に陥りやすいですが、これは犬にも同じことが言えます。
犬は裸足でコンクリートを歩きますが、真夏のコンクリートはとても暑く実は危険がいっぱいです。
犬は足にある肉球で温度を感じます。
ですから特に真夏のコンクリートは犬にとっては耐え難い物なのです。
犬の熱中症対策について順番に見てみましょう。
犬は暑さが大の苦手です。
皮膚は被毛で隙間なく覆われ、人間で言うと、夏でもコートを着ているような状態です。
考えただけでも倒れてしまいそうですね。
また、犬は汗をかいて体を冷やす等人間のような体温調整が出来ません。
汗腺があるのは鼻と足の裏だけで、汗の量はごくわずかです。
パンティングといって主に口から息を「ハッハッ」と吐き、体の熱を逃がしています。
夏場や運動後に荒い息をしているのは、その為です。
このように体温調整が苦手な犬は、
暑い時期は体温が上昇し、熱中症にかかりやすくなってしまい、40℃以上の体温が長く続くと命を落としてしまう危険性があります。
熱中症は飼い主の注意で十分防ぐ事が出来ます。
家で留守番をさせる時はエアコンをつけ、いつでも飲めるよう新鮮な水をたっぷり常備しましょう。
最も熱中症の事故が起こりやすいのが車内です。
夏だけでなく、5月から10月まで油断は出来ません。
締め切った車内は高温です。犬を置いたまま車から離れるのはやめましょう。
暑さでぐったりしていたら、5つの方法で体を冷やします。
外なら風通しの良い木陰、室内ならエアコンの効いた涼しい部屋で寝かせます。
氷のうや氷を入れたビニール袋を、頭や首の裏を中心に当ててあげると呼吸が楽になります。
大きめのタオルを水で濡らし犬の体を包むと、体の熱を吸い取ってくれます。
氷枕や市販のクールマット、なければ冷たい床の上で寝かせてあげます。
脱水症状の可能性があるので、塩をひとつまみ入れた水やスポーツドリンクを飲ませましょう。
効率よく水分を吸収します。
犬は熱中症の時のみ、スポーツドリンク飲んでも大丈夫です。
普段は糖分が多いので飲ませるのは控えましょう。
ミニチュアダックスやカニンヘンダックスなどは体高か低い為、熱を受けやすいので十分気をつける必要があります。
熱中症になってしまったら、とにかく体を冷やす事が重要です。
上記の5つの対処法で素早く処置しましょう。
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・カーテンを閉め、直射日光を避ける。
・エアコンをつけ室温23〜25℃、湿度50〜60%を保つ。
・ハウスの扉を開け、犬が自由に動けるようにする。犬は自分で快適な場所を探し、移動してくれる。
・クールマットを敷く。ジェルや氷が入ったマット、ウォーターベッドなども市販されている。
・新鮮な飲み水を常備する。 |
・散歩や外出は、なるべく早朝や夕方に行く。
・ペットボトルを持ち歩き、水分をこまめに与える。
・日陰の土の上を歩かせる。
・暑いアスファルトは避ける。犬を歩かせる前に地面を触って暑さを確認。 暑ければ抱っこやバッグを使う。
・締め切った車内に犬を置き去りにしない。 |
自宅や外出先で出来る熱中症対策は沢山あり、工夫次第で予防出来ます、
環境や時間帯の工夫の他に、市販グッズを上手く使って、暑さをしのぎましょう。
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