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ポメラニアンの病気について解説しています。特に掛りやすい病気、注意するべき病気の〈症状〉〈予防、治療法〉まで。ポメラニアンを飼う場合は、飼い主があらかじめ掛りやすい病気を把握しておいて愛犬を病気から事前に守ってあげましょう。

ポメラニアンならではの病気を理解していつまでも健康でいさせよう
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ポメラニアンの気になる病気

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ポメラニアンが注意するべき病気

ポメラニアンには他の犬種とは異なる病気に注意をしなければなりません。

 

犬は人と違い、身体の異変や不調を隠します。

 

痛い所などを不調を極力相手に見つからないようにします。

 

これは野生で生きていた時からの本能的な物なのです。

 

ですから飼い主が愛犬の不調を感じ取ってあげなくてはなりません。

 

難しい知識は不要です。

 

いつもより元気が無い

下痢をしている

食欲不振

運動をしたがらない

 

 などの症状が表れたら早めに動物病院へ連れて行きましょう。

 

特に免疫力の低い子犬期はすぐに病気が悪化してしまいます。

 

早期発見が愛犬の健康維持の秘訣となります。

 

 次いで身体の部位ごとの病気を見て行きましょう。

 

ポメラニアンの部位ごとの病気

▼目の病気

・白内障

 

〈症状〉目のレンズが白く濁る病気。視力が落ちるので上手く動けなくなります。

 

〈予防、治療法〉老化現象が大半です。

犬にも人口水晶体を移植する手術があります。

 

・角膜炎

 

〈症状〉涙と目ヤニが増えます。

黒目にある角膜が炎症を起こし、痛みが伴う事もります。

 

〈予防、治療法〉原因は様々でそれにあった対応します。

原因は、「逆さまつげ」「乾燥」「異物」「細菌感染」「神経麻痺」などです。



▼耳の病気

・外耳炎

 

〈症状〉耳をしきりに掻く、耳を傾ける、耳が遠くなる、かゆみ、あかみ、どろっとした耳垢が出ます。

 

〈予防、治療法〉湿ったこっとんなどでしっかりと耳を清潔にする事が一番の予防法です。

もし症状が出ていたら何もせず早急に動物病院へ行きましょう。

 

・耳疥癬(みみかいせん)[ミミダニ感染]

 

〈症状〉激しい痒みと、茶褐色や黒っぽい耳垢が出ます。

 

〈予防、治療法〉ミミダニの駆除をします。

早急に動物病院へ行きましょう。

 


▼皮膚の病気

・皮膚病

 

〈症状〉代表的なのが皮膚の痒み、他には発疹、フケ、脱毛が組み合わされます。

 

〈予防、治療法〉皮膚病は慢性化する病気で原因は様々です。

例えば、ホルモン異常、カビ、アレルギー、寄生虫などで、原因により治療法が異なるので動物病院で診察してもらいましょう。

 

・指間炎

 

〈症状〉指とその間の炎症です。腫れ、赤み、痒み、痛みが表れます。

 

〈予防、治療法〉原因は様々ですが、一番悪化すると爪の根本まで炎症を起こします。

その前に動物病院で治療が必要となります。

尚、原因はアレルギーや傷口からウィルスが入る、などがあります。

 


▼口(歯)の病気

・歯周病

 

〈症状〉歯がぐらぐらしたり、口臭、歯茎の腫れと爛れがあります。

 

〈予防、治療法〉定期的なデンタルケア(歯磨きや人の食べるものを与えない)をする事が一番の予防法です。

ケアを怠ると、2歳からすでに歯に歯石がつき、数年以内に歯全体にびっしりと歯石で覆われます。

こうなると動物病院で歯石除去をする方法しかありません。

歯石取りは麻酔を使用する為、出来れば行わずに済むように日頃からケアをしましょう。

ポメラニアンの中には(特に小型の子)乳歯が生え変わらずにいる場合があります。

この場合は歯周病になりやすいので抜歯をしましょう。

 


▼足の病気

・骨折

 

〈症状〉上手く歩けず、片足を庇って歩きます。

「キャインキャイン」と悲鳴を上げるように痛がります。

 

〈予防、治療法〉ポメラニアンは骨折をしやすい犬種です。

脚の骨がとても細く弱いので、日頃から高い所から飛び下りさせないなど意識が必要です。

動物病院で固定してもらったり、運動をさせないなど治療に専念しましょう。

 


▼その他の病気

・肛門嚢炎(こうもんのうえん)

 

〈症状〉おしりを痒がり、お座りした状態でおしりを床に擦りつけます。

便秘。定期的な肛門絞りで未然に防げます。放っておくと破裂し、肛門近辺に穴が開く事があります。

 

・気管虚脱

 

〈症状〉咳を慢性的にするようになります。咳は「ガゴー」と言うアヒルが鳴いたような音です。

気管虚脱は気管支が潰れる病気で手術で治療する方法もありますが、基本的には積極的には治療しません。

 

・睾丸停滞

 

〈症状〉睾丸は生後2~3ヶ月で降りますが、それが降りてこないで体内にとどまっている状態です。

腫瘍化しやすいので注意が必要です。去勢手術での治療となります。

 

・トイレ種突発性低血糖

 

 

症状〉繰り返し下痢、嘔吐をします。ぐったりしていつもより元気がなくなり、痙攣発作などを起こします。

特に子犬期に起きやすいです。

 

〈治療法〉ブドウ糖を投与して低血糖を通常に戻して行きます。

 家庭での応急処置として、糖(はちみつ、砂糖水)を口に含ませましょう。

 

まとめ

 

ポメラニアンには注意すべき病気がある。


目や耳、皮膚病はある程度他の犬と共通する。

 

一番気を付けたいのは脚、弱いので骨折には特に注意


・また小型のポメラニアンは歯のケアが難しい

歯周病には特に注意しよう。



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