より効果的なトレーニングについて

【より効果的にしつけるには】

犬のしつけをより効果的にするトレーニング法を解説して行きます。

しつけのトレーニングは徐々に、難しい物にステップアップして行く事が大切です。

フセを覚える前には、オスワリを覚えておかないとできません。

理由はフセをする前にオスワリをする動作が必要だからです。


しつけの「順序」が分からずに、覚えさせるべきしつけを飛ばしてしまって、高度なしつけから行ってしまう人がいます。

 

→フセ


いきなり難しいしつけを開始しても犬は中々覚えません

 

徐々にしつけに慣れる事が肝心なのです。

 

しつけをより効果的にするステップを覚えておきましょう。

 

◆しつけを開始する距離について

 

犬に指示を出す時


しつけ開始時は犬のすぐそばで指示を出しましょう。

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スワレを支持するときは犬の目の前で手のひらを犬側に向けて「スワレ」と言い誘導します。

 

スワレ

 

慣れてきたら徐々に距離を取って指示を出して行きましょう

 

こうする事により犬は指示だけでなく、距離感もつかみます。

遠くから指示を出されても対応が可能になってくるのです。


◇しつけ時間について

 

犬が、トレーニングを長時間集中できるようになるにもトレーニングが必要です。

 

通常の犬は長時間しつけをすると嫌がりあくびをしたり寝てしまいます。

 

途中からしつけに興味を示さなくなってしまうのです。

子犬の場合は5分も集中してトレーニングが出来ないでしょう


しつけをする際は犬も人間も楽しく行う事がコツです。

 

しつけが成功するとご褒美がもらえて楽しい・嬉しいと思わせる事が肝心なのです。

 

初めは短時間のトレーニングから初めて徐々に時間を長くして行くと良いでしょう。

 

しつけの継続時間についても同じことが言えます。

「マテ」をしつけたとします。この「マテ」が出来る時間(継続時間)は初めの内は短いはずです。


「マテ」を継続している時間をはじめは5秒で「OK」もしくは「よし」と言い解除してあげましょう。

 

しつけの継続時間も5秒で慣れてきたら次は10秒、20秒と伸ばして行くのです。


継続時間が長く続けられるようになると、忍耐力がつき、日常生活でも役に立つことがあります。

 

留守番で家で待つ時、外で一人で飼い主を待つ時もなかずに大人しく待っている事が出来るようになってくるのです。

 

→マテ

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◆しつけをする場所を変え適応力を高める

 

家の中だけでしつけが完璧に出来てもそれだけはいけません。

外出先や旅行先、ドッグカフェなどでも家と同じように完璧にできるようになる必要があります。

 

家の中ではお利口でもドッグカフェに入店したら興奮してしまい、いつも通りの良い子にできない犬も大勢います。

 

犬にも適応力を養わせなければなりません


その為に、家の中だけではなく、外でも同じことが出来るか試してみる必要があります。

 

公園や、ドッグラン、道端でもよいので、人が多い所でも室内で出来るしつけを行ってみて下さい。

 

家と同じようにしつけが出来たら完璧です。

 

外でしつけを試す際は、くれぐれも事故などには気を付けましょう。とくに道端や人が多い公園などでは犬はすぐに興奮します。トレーニングに夢中になり飼い主が気付かない所に犬がいると、急に飛び出す事もあります。

予期せぬ行動を起こすのが犬です。

この為、外でしつけを練習する際はリードを着用して下さい。


◇報酬のランキングを上げて行きワクワク感を演出する

 

しつけをする際に簡単なしつけから始めるのは基本です。

 

→犬のしつけを開始する前に

 

簡単なしつけが出来た時よりも難しいしつけを成功させた時の方が、与える褒美も良い物にしましょう。

 

褒美にもしつけの難易度に応じてグレードをつけるのです。

より難しいしつけが成功したらいつもよりも犬が喜ぶ物を与えると良いのです。

 

 しつけの難易度が上がって行くたびに貰える褒美のグレードも上がって行くと、犬は

「次は何を貰えるのかなあ」と楽しみになってくる訳です


飼い主が犬のワクワク感を演出する、モチベーションを上げる事も、立派なテクニックです。

 

しつけは飼い主も犬も、楽しく行わなければ長続きしません。

 

これから長い犬との生活を考えて、無理の無いよう楽しくしつけを行いましょう。

まとめ 

 

効率良くしつけを行うには、


「順序」


「褒美の変化」


「楽しむ事」


この3点が大切

 

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