「お前より俺の方が上だぞ試してみるか」

ホーム > 犬語徹底解説 > アピール 自己主張 > お前より俺の方が上だぞ試してみるか


【行動】

 


尻尾をぴんっと水平に保ちながら相手と構えている

 

相手の実力を見定めています。


【どのような意味合いか】

 

 

お前より俺の方が上だぞ試してみるか

 

犬が相手の出方や、実力を見定めている状態です。


犬が2匹で睨み合い、片方が尻尾をお尻の下に下げれば、それは負けを認めた事になります。

(相手に敵わないな、君の方が“上”の立場にいる)


しかし、両者とも向かい合い尻尾を水平に保ったままだと、

相手の実力を見定めている状態です。


どちらか一方が引かない場合などは、喧嘩になる事があります。

スポンサー ドリンク


 

どのような時に

 

犬の尻尾は非常に表情が豊かです。


表情が緩やかで尻尾を振っている場合は喜んでいます。


尻尾を下げている場合は緊張している状態になります。


今回のように、尻尾を水平にして相手と向かい合っている場合は、相手の出方を見ています。


お互いに長い時間水平に尻尾をキープしている場合はどちらも自分が上の立場だと思っています。


この緊張が続くとトラブルになる事があります。


他には、お菓子やドッグフードを食べる順番でこのような状態になる事もあります。


犬は一度負けた相手、一度上と認めた相手には自分から仕掛ける事は滅多にありません。


しかし顔見知りや、兄弟ではこの様に水平に尻尾をキープして順番待ちをする事があります。

この場合は、上下や優越を再確認している事になります。


威嚇や勝負を挑んでいるわけではなく、大抵は下の犬が引き下がります。


また、何か見知らぬ物に興味を持ち、「何だろう?」と疑問が浮かぶと、

首を傾げながら尻尾を水平に保つ事があります。


これはただ単に興味、疑問があるだけです。


ドッグランなどで、表情に緊張が見られず初めて会う犬に尻尾を水平に保っている場合は、

相手に興味を持ている事を意味します。

この時は喧嘩には発展せず、その後仲良く遊ぶ事があります。

まとめ 

 

・尻尾を水平に保ったまま相手と向かい合っている時、

 

表情に緊張が見られると、相手の実力を見定めている。

 

表情に緊張が無いと、ただ単に興味を示している状態。

 

犬語カテゴリー

 

楽しい 嬉しい

 

興味 期待  

 

不安 悲しい 

  

アピール 自己主張      

 

不満 

 

要求 

 

怖い 

 

攻撃的 

 

挨拶 

 

生理的反応 

 

スポンサード リンク