飼い主が目指すのは犬の親になる事

大型犬も小型犬も家族の一員である

【飼い主の理想像を解説】犬を飼うにあたって大切な事があります。それは、飼い主である自分自身が、犬とどのような立場で接して行くかです。犬と人の中には当然上下関係も存在します。今回はその点について見て行きましょう。



飼い主がなるべき理想像は愛犬の親である

 

【犬はリーダーに従う】は嘘!

犬に対しての古い情報や、本を手にするとよく書かれているフレーズがあります。

「犬は群れを大切にするので、ボス、リーダーに服従する」

実はこれ、最近になり根拠のない嘘である事がわかったのです。


この、「犬はリーダーに従う」と言う記述は犬の祖先であるオオカミの狩りのスタイルから来ています。


なぜこの、話が今まで通ってきたのでしょうか。


実は野生のオオカミの群れは血縁関係から成り立っています。

つまり、リーダーと子分の関係ではなくて「親と子」の家族関係なのです。

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犬の祖先であるオオカミの群れは「家族関係」であった
 
オオカミは集団で行動し、仲間意識が強い事でも有名
オオカミは集団で行動し、仲間意識が強い事でも有名

現在の考えでは犬にはリーダー意識はない

犬の祖先にあたる、オオカミの集団にリーダーと子分の関係が無い事が分かってから犬に対しても同じ事が言えるようになったのです。これにより

犬にもリーダーに従うと言う考えは間違いである事が分かったのです。 

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犬も人の子同様に親に従う動物


オオカミの群れが、家族のリーダー(親)に従う事がわかりました。

犬も同様に、親に育ててもらって成長して行く事が当たり前です。

この場合の親は、飼い主自身でありますから

犬の親としての自覚を持って育てて行くよう努めましょう。


愛情関係と信頼関係がしつけに響いてくる
 

しつけは、犬に人間のルールを押し付ける物になります。

本来野生動物であった犬には人間のルールなど関係ありません。

犬の行動を制限する物であると言う事を理解しつつ、しつけやトレーニングを行いましょう。


そこで大切になるのが、家族としての絆と信頼です。


犬に愛情を沢山注げばその分、返してくれる生き物です。

愛情を注いでいると、自然と犬の方も飼い主を親であることを認めてくれます。


犬と人間が楽しく、快適に過ごすにはしつけは付き物です。


しつけの目的は


・社会に適応させる

・他の犬、人に迷惑を掛けない


この2つにあります。

人間が子供に教育するように、犬にもしっかりと愛情を持ってしつけをするようにして行きましょう。

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